ルクレール、20分欠場のフェルスタッペンに0.4秒差!角田裕毅は再び上位 / F1オーストラリアGP 2024 《FP2》結果と詳報
2024年F1第3戦オーストラリアGPのフリー走行2が3月22日(金)に行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分17秒277を記録。後続に0.381秒の大差をつけタイムシートのトップに立った。角田裕毅(RBフォーミュラ1)は再びトップ10に食い込み、首位から0.911秒落ちの10番手でクルマを降りた。
FP1終盤にフロアを損傷した事でマックス・フェルスタッペンは、序盤の20分強をガレージ内で過ごした。結果、周回数は全車最小の20周に留まったが、それでも虫垂炎からの復帰戦に臨むカルロス・サインツ(フェラーリ)を1000分の49秒差で3番手に退けた。
Another unhappy spectator this afternoon 😖
Max Verstappen is also yet to venture out – his car is being fixed after damaging the floor in FP1#AusGP pic.twitter.com/wcexRHbV3x
— Formula 1 (@F1) March 22, 2024
フェラーリの優勢が感じられるリザルトだが、額面ほどレッドブルとの差は大きくなさそうだ。レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコによると、フェラーリは予選シムで最もアグレッシブなエンジンモードを使ったが、レッドブルはそうではなかった。
トップ3に最も接近したのはアストンマーチン勢だった。ランス・ストロールは最終コーナーで芝生に乗り上げる場面があったが、同じAMR24をドライブするフェルナンド・アロンソを1000分の90秒差で抑えて4番手をマークした。
コースアウトによって足回りを中心にダメージを負い、修復を経てコースに復帰後も「何かがおかしい」と訴え、トップから1.557秒遅れの18番手に留まったルイス・ハミルトンに対してメルセデスの僚友ジョージ・ラッセルは、地元出身のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を抑えて7番手を刻んだ。
8番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)、9番手にはFP1で最速を刻んだランド・ノリスが続いた。
7番手ピアストリから10番手角田裕毅まではコンマ1秒と接近したが、その後方には0.233秒と大きなギャップが開いた。11番手を刻んだ周冠宇(ザウバー)に続き、ダニエル・リカルドは0.346秒遅れの12番手でクルマを降りた。
FP1の事故に伴うクルマの修復が間に合わないとして、アレックス・アルボンはこのセッションを欠場した。チームの期待を一手に背負ったローガン・サージェントはグラベルに車輪を落としてあわやクラッシュ寸前という場面があった。
アルボンのクルマの損傷次第でサージェントは、残りの週末を欠場しなければならなくなる可能性が指摘されている。
The only spectator who doesn't want to be there ☹️
Alex Albon is sitting out FP2 due to the damage cause to his Williams earlier#F1 #AusGP pic.twitter.com/OB8uZup5Jc
— Formula 1 (@F1) March 22, 2024
3回目のフリー走行は、日本時間3月23日(土)10時30分から1時間の日程で開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。
2024年F1第3戦オーストラリアGPフリー走行2(FP2)リザルト
Pos | No | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
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1 | 16 | ルクレール | フェラーリ | 1:17.277 | 25 | |
2 | 1 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:17.658 | +0.381 | 20 |
3 | 55 | サインツ | フェラーリ | 1:17.707 | +0.430 | 24 |
4 | 18 | ストロール | アストンマーチン | 1:17.822 | +0.545 | 28 |
5 | 14 | アロンソ | アストンマーチン | 1:17.912 | +0.635 | 30 |
6 | 63 | ラッセル | メルセデス | 1:17.951 | +0.674 | 23 |
7 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | 1:18.077 | +0.800 | 28 |
8 | 11 | ペレス | レッドブル | 1:18.090 | +0.813 | 32 |
9 | 4 | ノリス | マクラーレン | 1:18.155 | +0.878 | 22 |
10 | 22 | 角田裕毅 | RB ホンダRBPT | 1:18.188 | +0.911 | 26 |
11 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1:18.421 | +1.144 | 31 |
12 | 3 | リカルド | RB ホンダRBPT | 1:18.534 | +1.257 | 29 |
13 | 2 | サージェント | ウィリアムズ | 1:18.578 | +1.301 | 23 |
14 | 77 | ボッタス | ザウバー | 1:18.585 | +1.308 | 31 |
15 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | 1:18.691 | +1.414 | 32 |
16 | 27 | ヒュルケンベルグ | ハース | 1:18.702 | +1.425 | 27 |
17 | 31 | オコン | アルピーヌ | 1:18.705 | +1.428 | 31 |
18 | 44 | ハミルトン | メルセデス | 1:18.834 | +1.557 | 22 |
19 | 20 | マグヌッセン | ハース | 1:19.275 | +1.998 | 30 |
コンディション
天気 | 晴れ |
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気温 | 20℃ |
路面温度 | 37℃ |
セッション概要
グランプリ名 | F1オーストラリアGP |
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セッション種別 | フリー走行2 |
セッション開始日時 |
サーキット
名称 | アルバート・パーク・サーキット |
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設立 | 1996年 |
全長 | 5278m |
コーナー数 | 14 |
周回方向 | 時計回り |