フェルスタッペン、幼い頃からの憧れだったアロンソと最前列「最高だよ!」今季2度目のポール
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは6月18日のF1カナダGP公式予選を終えて、幼い頃からテレビで見ていた憧れのフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)と共にフロントローからスタートできる事を喜んだ。
降り続く雨の影響で路面がおぼつかない難しい条件の中、今季2回目のポールポジションを獲得したポイントリーダーに続いたのは、幾多もの困難をくぐり抜け、40歳を迎えてなおグリッドに立つ大ベテラン、アロンソだった。
週末を通して好ペースを刻んでいた2度のF1ワールドチャンピオンは、予選になっても衰えないどころか更に輝きを放ち、同郷の後輩カルロス・サインツ(フェラーリ)を0.152秒差で抑え切り、経験の差を見せつけた。
英雄アロンソと最前列「最高だよ!」
マックス・フェルスタッペン予選: 1位 / FP3: 9位
今日は兎に角、ラブリーだった。コンディション的にはかなり滑りやすく本当にトリッキーだったけど、僕らは落ち着いて適切なタイミングでしっかりとラップを重ねることができた。良い1日になったし、全体として今週末は良い感じだ。
チェコは残念な結果に終わったけど、明日のレースで巻き返してくれるはずだ。
明日に関しては1周目にフォーカスして、その後は自分たちのレースに集中する事が大切だと思う。良いバトルができそうだ。
フェルナンドとグリッドが並ぶのは久しぶりだね。テレビでF1を見ていた幼い頃から、レースやチャンピオンシップで勝利を上げる彼の事を尊敬していたから、一緒にフロントローに並べて最高だよ!
もちろん、フェルナンドは少し年を取ったけど、今も変わらず本当に速いし、必ず好スタートを切ってくるだろうから、こっちも準備を整えておかなきゃ。
ウェットとなった2022年のF1カナダグランプリ予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)という結果となった。
2022年F1カナダグランプリ決勝レースは日本時間6月19日(日)27時にフォーメーションラップが開始され、1周4,361mのジル・ビルヌーブ・サーキットを70周する事でチャンピオンシップを争う。