ピエール・ガスリー、”運”もペースもなく14位「鈴鹿では速さを取り戻したい」F1ロシアGP《決勝》
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、ソチ・オートドロームで行われたF1第16戦ロシアGP決勝レースを14位でフィニッシュ。惜しくもポイント獲得には至らなかった。
敗因についてガスリーは「日曜のSTR14には速さがなかった」と嘆いたが、速さだけでなく運もなかった。レースでは、セバスチャン・ベッテルがコース上で停車した事を受けて、27周目にバーチャル・セーフティーカーが導入されたものの、ガスリーはその1周前にピット作業を終えていた。
53周に及んだ長き戦いを終えてガスリーは「鈴鹿では速さを取り戻したい」と強く意気込んだ。
鈴鹿では速さを取り戻したい
ピエール・ガスリー決勝: 14位, グリッド: 16番手
チームにとって難しいレースだった。今日の僕らにはポイント獲得に至るほどのペースはなく、コクピットで出来ることは全てやり尽くしたけど、さほど多くのことは出来なかった。ダニー (クビアト)とは良いバトルができた。
ちょうどあの時は12番手争いをしてたんだけど、前の連中に何かが起これば入賞できるかもしれないポジションだったから、できる限りのことは試してみたけど、今日はスピードが足らなかった。難しい一日だったよ。
週末の始めは良いパフォーマンスがあったのに、どういうわけか今日のクルマにはそれがなかった。次の鈴鹿で良いレースをするためにも、原因を究明し、万全の準備を整える必要がある。
ソチ・オートドロームで行われた2019年F1第16戦ロシアグランプリ決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが通算82勝目を上げ優勝。2位にバルテリ・ボッタスが続き、ソチでの無敗記録を更新した。