モニターを見つめるホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクター、F1カナダGPフリー走行にてcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

ホンダF1、見事4-5位に挽回もPUに問題発生「万全の状態で日本GPに挑みたい」F1ロシアGP《決勝》

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29日(日)に行われたF1第16戦ロシアGP決勝を終えて、ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターがレース内容と週末を振り返った。ホンダエンジン勢最上位は、レッドブルのマックス・フェルスタッペン。4位入賞を果たした。

Pos Driver Team Laps Time PTS
4 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 53 +14.210s 12
5 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 53 +38.348s 10
12 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ 53 +62.496s 0
14 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 53 +70.076s 0

全4台がパワーユニット交換に伴うグリッド降格を受け、各々予選順位より後方からの巻き返しを強いられたが、ホンダパワーを武器にオーバーテイクを繰り返し、マックス・フェルスタッペンが4位、パルクフェルメ規定違反によりピットレーンからスタートしたアレックス・アルボンは5位と、2台揃って見事に巻き返した。

トロロッソ・ホンダ勢は噛み合わず、母国レースのダニール・クビアトが12位。ピエール・ガスリーは14位と、トップ10フィニッシュには至らず、ノーポイントゲームに終わった。

これまで高い信頼性を発揮してきたホンダの今季型パワーユニット「RA619H」であったが、今週末は今季初めてコース上でトラブルが発生。土曜3回目のフリー走行中に発生したエンジントラブルのために、クビアトは予選欠場を強いられた。

次戦はホンダのお膝元、三重県鈴鹿サーキットで開催されるF1日本グランプリ。母国ファンの目の前でのエンジントラブルは、何が何でも避けたい。田辺豊治テクニカル・ディレクターは、原因は今後詳細に分析するとしてうえで「万全の状態で日本GPに挑みたい」と語り、再発防止を誓った。

ホンダ:F1ロシアGP決勝を終えて

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

グリッドペナルティーによって9番グリッドからスタートしたレッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が4位、昨日のクラッシュの影響でピットレーンスタートのアルボン選手が5位と、2人とも数多くのオーバーテイクを見せ、確実にポジションアップを果たしてくれました。

特にアルボン選手は力強い走りによって、フェルスタッペン選手に次ぐ順位でフィニッシュしてくれましたが、残念ながら今日は、上位の2チームに追いつくにはパフォーマンスが足りていなかったと感じています。

レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台については、ガスリー選手はセーフティカーが入る直前のタイミングでピットインするという不運によりポジションを落とし、クビアト選手も最後尾スタートからいい走りを見せましたが、ポイント圏内には届きませんでした。

ホンダとしては、パワーユニットに信頼性の問題が発生した週末でしたので、次戦の日本GPに向かう前に入念に原因の分析を行い、万全の状態でホームレースに臨みたいと思います。


ソチ・オートドロームで行われた2019年F1第16戦ロシアグランプリ決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが通算82勝目を上げ優勝。2位にバルテリ・ボッタスが続き、ソチでの無敗記録を更新した。

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