アルファロメオ・ザウバーF1チームの2018年マシンC37
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アリバベーネ元フェラーリF1代表、ザウバーへの移籍説が浮上

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マウリツィオ・アリバベーネ元フェラーリ・チーム代表に、アルファロメオ・ザウバーへの移籍説が浮上している。スクーデリア・フェラーリは7日、4年間に渡ってF1チームを統率してきたアリバベーネを更迭し、後任としてマッティア・ビノットを昇格させた。

3月7日に62歳の誕生日を迎えるアリバベーネは、イタリア・トリノをホームタウンとするセリエAの強豪ユベントスの経営に参画するのではと噂されていたが、独Auto Bildはザウバーで何らかの役割を担うのではと報じている。

ザウバーはフェラーリと同じフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)傘下のアルファロメオをタイトルスポンサーとし、フェラーリ製F1パワーユニットを搭載するなど、非常に緊密な関係を構築している。

ザウバーとフェラーリの関係性は年々高まっている。昨年までフェラーリのレギュラードライバーを務めていたグリッド最年長のキミ・ライコネンがザウバーへと移籍する事に加えて、チーフデザイナーを務めていたシモーネ・レスタもまたヒンヴィルのチームに合流。新しいテクニカル・ディレクターとして2019年型F1マシン「C38」の開発を率いている。

同誌は、フェラーリ=ザウバーの関係性の変化に言及し、最終的にはアルファロメオが買収する形でワークス化する可能性を指摘している。

フェラーリの2019年F1マシンと同一エンジンとリアエンドを共有する「C38」は、2018年のシーズン初期から積極的に設計が進めらており、パフォーマンスの向上に期待が寄せられている。

ザウバーはフェラーリのテストコースとして知られる伊フィオラノで2月14日(木)に「C38」のシェイクダウンを実施。2月18日(月)からスペインのバルセロナ・サーキットで開催される合同テストに向けて、最終調整を行うものとみられている。