上海インターナショナル・サーキットのガレージ内で腕組みをするブレンドン・ハートレー、2018年中国GP予選
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ブレンドン・ハートレー「決勝では状況が一変する可能性あり、ポイント獲得は可能」

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14日(土)に行われたF1中国GP公式予選を終えて、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが自身の走りを振り返ると共に、日曜の決勝に向けての抱負を語った。

バーレーンGPでは中団グループ先頭を走るだけの速さをみせていたトロロッソ・ホンダであったが、第三戦の地、上海インターナショナル・サーキットでは大きく後退した。予選15番手に終わったハートレーは、その原因を「気温」と「風」というコンディションの変化にあると考えている。バーレーンGP予選時の気温が27℃であった一方、今回は僅かに12℃。大幅な気候の違いがあった。

日曜の上海は晴れのドライコンディションが予想されており、気温も20℃近くにまで上昇する事が期待されている。ハートレーは、コンディションが変化すれば物事が一変する可能性があると述べ、予選は不甲斐ない結果に終わったものの、決勝レースでポイント獲得できる可能性は十分にあると主張した。

状況一変の可能性あり、決勝でのポイント獲得は可能

ブレンドン・ハートレー予選: 15位, FP3: 14位

昨日は僕のマシンに小さな問題があったんだけど、夜通しの作業で解決できた。2台ともがバーレーンの時と比べて苦労しているけど、それには幾つもの理由がある。気温は全然違うし、ここでは風が本当に強いんだ。メルボルンでもそうだったけど、僕らはライバルと比べて風の影響を強く受けているような気がする。

バーレーンでは強いマシンに恵まれたけど、ここではそうとはならなかった。その理由を究明しないとならない。とは言え、ミッドフィールドの争いが激し過ぎたというのはあるけどね。このサーキットはオーバーテイクしやすいコースだし、ちゃんとしたレースができる場所だと思う。それに気温も上がるみたいだから、決勝では物事が完全にひっくり返る可能性があるよね。現代のF1マシンは神経質だから、風や気温が変わるだけで状況が一変するかもしれないんだ。

僕はまだポジティブだし、15番グリッドからのポイント獲得は可能だと考えてる。全体的に言えば、今日の自分の仕事にはかなり満足しているよ。


2018年FIA F1世界選手権 第三戦中国GP決勝レースは、日本時間4月15日(日)15時10分から上海インターナショナル・サーキットで行われる。土曜は肌寒い一日となった上海だが、日曜は晴れが予想されており気温は20℃程度まで上がる予報となっている。

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