ホンダF1の田辺豊治
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ホンダF1田辺「僅かの差が順位に大きく影響、マシンへの評価は上々」

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ホンダF1の2018年シーズン最初の公式予選は、ファンにとって喜ばしい結果とはならなかった。トロ・ロッソと共に初めて挑んだ24日のオーストラリアGP予選、僅差ながらもブレンドン・ハートレーがQ1敗退を喫し、ピエール・ガスリーは20位最下位という厳しい結果となった。

ただし、16番手のハートレーとQ3進出を果たし8番グリッドとなったニコ・ヒュルケンベルグ(Renault)とのギャップはジャスト1秒。ほんの僅かの差が大きな違いを生む大接戦であり、両ドライバーともにミスによってチャンスを逃した事を明らかにしている。

予選を終え、ホンダF1プロジェクトの現場を統括する田辺豊治テクニカル・ディレクターは「ドライバーからのマシンへの評価は上々」と述べ、車の性能については一定程度の満足感を示した。

僅かの差が順位に大きく影響、マシンへの評価は上々

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

今朝の雨は午後には止みましたが、FP3ではまだトラック全体が濡れていました。とは言え、最終的にはそれも乾き、予選はドライコンディションの中で行われました。両方のマシンがQ1で敗退してしまった事は残念です。ですが、マシンに対してのドライバーのコメントは全体的に前向きなものですし、我々の前に出た直近のライバル達との差はほんの僅かでした。

過去を紐解けば明らかなように、ここはどんな事でも起こり得るトラックです。決勝レースに向けて万全の準備をすべく、これから全力で作業に取り掛かります。チャンスを最大限に活かせるように備えたいと思います。


2018年FIA F1世界選手権開幕オーストラリアGP決勝レースは日本時間3月25日(日)14時10分から、追い抜きの難しいアルバート・パーク・サーキットで行われる。

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