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ランス・ストロール

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ランス・ストロール、カナダ出身のレーシングドライバー。2008年からカートを始め、2015年にニュージーランドで開催されているトヨタ・レーシング・シリーズで初参戦でタイトルを獲得。その後F3チャンピオンを経て、2017年シーズンのレギュラードライバーとしてウィリアムズから参戦した。チームメイトとなったのはベテランのフェリペ・マッサ、バルテリ・ボッタスが急遽メルセデスに移籍したため、引退宣言したマッサが教育係兼開発担当としてチームに残留した。

ホッケー、ゴルフ、サーフィンを趣味とする180cmの長身ドライバーで、2010年にフェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーになるも、16年にウィリアムズ・ヤング・ディベロップメント・ドライバー(WYDD)となり、同年来季F1参戦が発表された。18歳でのF1デビューである。

父ローレンスは大富豪

オフィシャルWEBサイトを見ると気がつくのが、若く知名度もないドライバーにしてはやたらと作り込んだサイトになっている点。F1へのデビューが噂されたドライバーのサイトを今までにいくつも見てきているが、そもそもサイトがないドライバーも珍しくない位なのに、異様にお金がかかっているのだ。

それもそのはず、父ローレンス・S・ストロールは総資産2400億円で世界722位の大富豪(Forbes誌参照)であり、ランスがF3タイトルをとったチーム「プレマ・パワー」にも出資している金持ち父さんなのである。

ランス・ストロールの公式WEBサイト

初年度にしてF3タイトルを獲得するわけであるから、その腕前は確かだろう。F1参戦前年のマックス・フェルスタッペンはF3で3位という成績だった。ただし、実力だけでウィリアムズ参戦が決まったわけではないことは疑いない。WYDDになって半年足らずでのF1デビュー発表である。

無論、F1ドライバーという席を手にするためには実力だけでは不十分だが、今まで多くの実力あるドライバーがF1間近まで来てチャンスに恵まれず去っていったことを思えば、彼らの戦歴はこんなものではなかった。

F1参戦初年度となる17年シーズンは、肉体的にハードなマシンになると予想されている。彼はペイドライバーと呼ばれるのか、そう呼ばれたとしてもセルジオ・ペレスのようにその汚名を返上するのか、はたまたマックス・フェルスタッペンを超える逸材になるのか、興味は膨らむ一方だ。

ランス・ストロール
©lancestroll.com

主なキャリア

2010年
フェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーに
2015年
トヨタ・レーシング・シリーズへ参戦、初出場でタイトル獲得
プレマ・パワーチームからF3に参戦、総合6位/チームメイトのフェリックス・ローゼンクイストがタイトル獲得
ウィリアムズ・ヤング・ディベロップメント・ドライバーのメンバーに
2016年
F3タイトルを獲得
2017年
ウィリアムズからF1参戦
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