フランコ・コラピント(2024年ウィリアムズF1所属)のプロフィール画像
Courtesy Of Williams

フランコ・コラピント

  • Published:

人物データ

名前 フランコ・コラピント / Franco Colapinto
国籍 アルゼンチン
出身地 ブエノスアイレス
生年月日 2003年05月27日 / 21歳
身長 175cm
F1デビュー 2024年
カーナンバー 43
WEBサイト francolapinto.com
SNS instagram

フランコ・アレハンドロ・コラピント(西:Franco Alejandro Colapinto)はアルゼンチン出身のレーシングドライバー。23年ぶりのF1アルゼンチン人ドライバーとして、2024年第16戦イタリアGPでローガン・サージェントに代わってウィリアムズでデビューを果たす。

2023年1月にウィリアムズの若手育成プログラムに加わり、MPモータースポーツから2024年のFIA-F2選手権に参戦していたが、第15戦オランダGPでサージェントがクラッシュによりマシンを大破させたことを受けウィリアムズは、シーズン半ばのF1昇格を決定した。

アルゼンチン人F1ドライバーとしては、2001年にプロストから解雇されたガストン・マッツァカーネ以来となる。

概要
2023 FIA-F2選手権(2レース):25位
FIA-F3選手権:4位
ウィリアムズ・ドライバー・アカデミー メンバー
2022 FIA-F3選手権:9位
2021 フォーミュラ・リージョナル欧州選手権:6位
アジアン・ル・マン・シリーズ(LMP2):3位
ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(LMP2):4位
ル・マン24時間レース(LMP2):7位
GTワールドチャレンジ欧州耐久カップ(シルバーカップ):24位
2020 トヨタ・レーシング・シリーズ:3位
フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ:3位
2019 F4スペイン選手権︰チャンピオン
ユーロフォーミュラ・オープン:27位
2018 F4スペイン選手権︰12位
2013-17 カートに参戦

フランコ・コラピント(ウィリアムズ)、2024年7月4日(木) F1イギリスGP(シルバーストン・サーキット)Courtesy Of

フランコ・コラピント(ウィリアムズ)、2024年7月4日(木) F1イギリスGP(シルバーストン・サーキット)

キャリア

9歳の時にカートを始め、国際的な舞台を含めてそれなりの成功を収めると、ペドロ・デ・ラ・ロサが共同設立したドライベックスと契約を結び、2018年にスペインのナバラ・サーキットで行われたスペインF4のデビュー戦(スポット参戦)を勝利で飾り、FIAジュニアフォーミュラの世界に足を踏み入れた。

翌年も、フェルナンド・アロンソのFAレーシングチームと協力関係を結ぶドライベックスからスペインF4選手権に参戦。初めてフルシーズンで支配的な差をつけチャンピオンを獲得した。

2020年にはオフシーズンを利用してニュージーランドのトヨタ・レーシングシリーズに参戦。総合4位の角田裕毅を破って3位を獲得した。2位はリアム・ローソンだった。

2シーズン目を迎えた2020年のフォーミュラ・ルノー・ユーロカップでは総合3位を獲得したが、その後継である翌年のフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権では6位に終わった。

時を同じくして2021年はスポーツカーレースにも参戦していたが、2022年より再びシングルシーターに集中し、F1のサポートシリーズであるFIA-F3選手権で2シーズンを戦って計4勝を挙げた。

2023年1月にウィリアムズのドライバー・アカデミーに加わると、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたポストシーズン・テストでFW45をドライブ。F1マシンデビューを果たした。

2024年は、欧州でジュニアキャリアを共にしてきたオランダのMPモータースポーツからFIA-F2選手権にフルエントリー。新車の導入もあって他のルーキーを含めてコラピントは期待を上回るパフォーマンスを発揮した。この活躍を受け、7月のF1イギリスGPではFP1デビューの機会が与えられた。

パルクフェルメで勝利を祝うフランコ・コラピント(MPモータースポーツ)、2024年5月18日(土) FIA-F2選手権第4戦スプリントレース(イモラ・サーキット)Courtesy Of Williams

パルクフェルメで勝利を祝うフランコ・コラピント(MPモータースポーツ)、2024年5月18日(土) FIA-F2選手権第4戦スプリントレース(イモラ・サーキット)