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ウィリアムズ、F1アブダビテストでイスラエル出身のロイ・ニッサニーを起用
ROKIT Williams Racingは、最終アブダビGP後にヤス・マリーナ・サーキットで開催されるタイヤテストに、2020年シーズンのレギュラードライバーであるジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィに加えて、イスラエル出身のロイ・ニッサニー(Roy Nissany)を起用する事を明らかにした。
ピレリのタイヤテストは、アブダビグランプリ翌週の火曜と水曜の二日間に渡って行われる。1日目の午前はジョージ・ラッセルが担当し、午後はロイ・ニッサーニーが引き継ぐ。ロイ・ニッサーニーは2日目の午前に再びFW42のステアリングを握り、その後ニコラス・ラティフィに最後のタスクを託す。
本日30日に24歳の誕生日を迎えたロイ・ニッサニーは、FIAヨーロッパF3選手権やフォーミュラ・ルノー3.5シリーズなどを経て、2018年にカンポス・レーシングからFIA-F2選手権に参戦。2014年には、バレンシアでザウバーのF1マシンをドライブした経験もある。父は、かつてミナルディでF1テストドライバーを務めた事もあるチャノック・ニッサニー。
今回のテストの目的は、F1公式タイヤ・サプライヤーのピレリに代わって、2020年シーズンの候補に挙げられているプロトタイプタイヤを評価することにあるが、ウィリアムズはこれを機に、ロイ・ニッサニーの実力を計る事になる。