ザウバーC44とアルピーヌA524、RBのVCARB 01、2024年2月29日F1バーレーンGP
copyright Formula1 Data

過去1年で最も速くなったのはどのチーム? F1バーレーンGP予選タイム前年比較、意外?なチームがワースト2位に

  • Published:

2024年のF1シーズンがバーレーン・インターナショナル・サーキットで遂に幕を開けた。この1年で最も速くなったのはどのチームなのか? 2024年と2023年のバーレーンGP予選におけるチーム別最速タイムを比較した。

幸い?にも昨年と比べてラップタイムが遅くなったチームはなかったが、平均して約0.906秒の改善が見られる中、2台揃って予選最下位に沈んだアルピーヌのパフォーマンス改善は僅か0.121秒に過ぎなかった。

最も大幅にパフォーマンスを引き上げたのは驚きの1.767秒を記録したマクラーレンで、1.271秒の角田裕毅擁するRB(旧アルファタウリ)が3番手に、そして1.24秒のウィリアムズが3番手に続いた。

順位 チーム 前年 今年 デルタ
タイム %
1 マクラーレン 1:31.381 1:29.614 -1.767 98.07%
2 RB ホンダRBPT 1:31.400 1:30.129 -1.271 98.61%
3 ウィリアムズ 1:31.461 1:30.221 -1.240 98.64%
4 ハース 1:30.809 1:29.851 -0.958 98.95%
5 メルセデス 1:30.340 1:29.485 -0.855 99.05%
6 フェラーリ 1:30.000 1:29.165 -0.835 99.07%
7 アストンマーチン 1:30.336 1:29.542 -0.794 99.12%
8 ザウバー 1:31.443 1:30.756 -0.687 99.25%
9 レッドブル 1:29.708 1:29.179 -0.529 99.41%
10 アルピーヌ 1:30.914 1:30.793 -0.121 99.87%

アルピーヌを除けば、「スライド・スケール空力テスト規制」で最も厳しい開発制限を受けていた王者レッドブルの改善が最も低いが、それでもマックス・フェルスタッペンはポールポジションを獲得した。

F1バーレーンGP特集