トロロッソ・ホンダSTR13に乗るピエール・ガスリー、2018年F1イギリスGPcopyright Honda

5秒加算ペナルティで10位入賞が幻に…ピエール・ガスリーは憤慨「でたらめな裁定」F1イギリスGP

  • 最終更新:

F1イギリスGPのスチュワードは決勝レース終了後、10位フィニッシュを果たしたトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーに5秒加算ペナルティを科した。この処分によりガスリーは、セルジオ・ペレス(Force India)、ストフェル・バンドーン(Mclaren)、ランス・ストロール(Williams)の後ろに回る13位に後退した。

レース終了間際の50周目、11番手を走行していたガスリーが前走のペレスをターン17でオーバーテイク。イン側に飛び込んだガスリーはコーナーの真ん中でアウト側にいたペレスに接触。ガスリーのフロントウイング右側のエンドプレートが飛んだ。

レースディレクターからの報告を受けたスチュワードは、レース終了後にドライバー及びチーム代表者を聴取。映像を見直した上で、ペレスは十分なスペースを残しており、ガスリーはこの接触によって追い抜く事が可能となったと判断。事故の責任はガスリーにあるとの裁定を下した。

FIA競技規約38条1項の定めに従い、スチュワードはガスリーに対して5秒ペナルティを科すと共に、スーパーライセンスに付帯するペナルティポイント2点を加算した。これにより、ガスリーの累積ポイントは4ポイントとなり、1レースの出場停止となる12ポイントまで残り8ポイントとなった。

この処分に対してガスリーは、一件はレーシングアクシデントであり、この程度の接触が罰則の対象となってしまってはレースにならないと憤慨した。

「レースでは毎週接触が起こっていてお咎め無しの裁定が下っている。今回の接触もレースの一部だし、だからこそレースってものが面白いんだ。本当に接近したバトルだった。僕らにレースをさせて欲しいし、こういったでたらめなペナルティを出すのは辞めて欲しいね!僕は戦い続けるよ」

スポーティングレギュレーションでは、すべての競技者はスチュワードの決定に対して上訴する権利を有する、としており、今後のチーム側の対応が注目される。

F1イギリスGP特集