ガレージの中でアルファタウリ・ホンダAT02に乗り、コースインの時を待つ角田裕毅、2021年12月10日F1アブダビGPフリー走行にて
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角田裕毅、2023年本格始動…アルファタウリF1マシンでテスト

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角田裕毅が2023年シーズンの開幕に向けて本格始動した。アルファタウリは1月24日(火)、イモラ・サーキットで今年初となるF1マシンをドライブする日本人ドライバーの様子を収めた動画を公開した。

ファエンツァのチームが用意したのは2021年型F1マシン「AT02」と思しき旧車で、角田裕毅は感覚を取り戻すべく周回を重ねたようで、ピエール・ガスリーに代わり新たなチームメイトとなったニック・デ・フリースも同じようにイモラでテストに臨むものと思われる。

角田裕毅にとってのイモラは昨シーズンのベストリザルト、7位入賞を獲得したエミリア・ロマーニャGPの舞台というだけでなく、2020年にトロロッソ・ホンダ「STR13」で初めてF1テストを行った際のコースでもある。

なおチームは同じ日、角田裕毅が既にFIAクラッシュテストをパスした2023年型F1マシン「AT04」のシート合わせに取り組む写真を公開している。アルファタウリは2月11日(土)に米国ニューヨークでローンチイベントを行い、AT04のカラーリングを公開する予定だ。

2月末に控えるプレシーズンテストを前に型落ちモデルでテストを行うのは、オフシーズンでなまった感覚を取り戻すという点で重要だ。

フィオラノ・サーキットでは同じ日、フェラーリが同じようにプライベートテストを開始しており、ロバート・シュワルツマンに続き25日にはカルロス・サインツが、26日にはシャルル・ルクレールがそれぞれ、2021年型「SF21」をドライブする予定となっている。