レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、8月15日(土)のF1スペインGP予選前最後のフリー走行で3番手を獲得。午後のスターティンググリッド争いでもメルセデスの2台に迫る事はできず、トップから0.708秒遅れの3番手という結果となった。

初日金曜2回のプラクティス、土曜の最終フリー走行と予選。フェルスタッペンは週末全てのセッションでタイムシートの3番手に並んだ。予選を振り返ったフェルスタッペンは定位置が定まってしまっている状況を「3番手をサブスク（サブスクリプション、定期購読）してるみたい」と冗談を交えて表現した。

とは言え、3番グリッドはフェルスタッペンにとってスペインGPでの予選キャリアベストのリザルトだ。フェルスタッペンにとってのキャリア初優勝となった2016年のスペインGPでは4番グリッドから勝利を掴んでいるだけに、通算10勝目への期待は捨てきれない。

フェルスタッペンはメルセデス勢と同じく中古のソフトコンパウンドを履いて2列目3番手から日曜のレースに臨む。

決勝では良い仕事ができると確信

マックス・フェルスタッペン予選: 3位, FP3: 3位

マシンのパフォーマンスを全て出し切ることができた。良い予選になったと思う。1周のラップタイムではメルセデスの2台に及ばなかったが、ロングランではもう少し速さを引き出せており、かなり接近できている。

週末を通して3番手続きだから、何だか僕が3番手をサブスクしてるみたいに見えちゃうけど、決勝レースでは上を目指して頑張るよ。

昨日のロングランではマシンバランスやタイヤのデグラデーションという点でかなり感触が良かったから、今日ほどではないにしても同じような気温が予想される明日も引き続き良い走りがしたいね。メルセデスの2台にプレッシャーをかけ、良いバトルがしたい。

メルセデスは本当に速そうだから打ち負かすのは難しいと思うけど、僕は諦めずに戦う。良い仕事ができると確信してる。

ポールポジションはルイス・ハミルトン（メルセデス）。最前列2番グリッドにはバルテリ・ボッタス（メルセデス）が並ぶ。2列目は、3番グリッドにマックス・フェルスタッペン（レッドブル・ホンダ）、4番グリッドにセルジオ・ペレス（レーシングポイント）が続いている。

2020年F1スペイングランプリ決勝レースは、日本時間8月16日(日)22時10分にスタート。1周4,655mのカタロニア・サーキットを66周する事でチャンピオンシップを争う。

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