2020年ルノーF1のリザーブドライバーを務めるセルゲイ・シロトキン
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ルノーF1、セルゲイ・シロトキンとのリザーブドライバー契約を延長

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F1世界選手権に参戦するルノーDPワールドF1チームは6月30日(火)、セルゲイ・シロトキンとのリザーブドライバー契約を延長した事を発表した。シロトキンはダニエル・リカルドあるいはエステバン・オコンに不測の事態が起こった場合に備えて、2020年シーズンの全グランプリに帯同する。

ロシア・モスクワ出身の24歳は、2018年にウィリアムズからF1デビューを果たし21戦に出走。その後はシートを失い、昨年はマクラーレンとルノーのリザーブを兼任していた。エンストンのチームとの関係は2016年に遡る。テストドライバーに抜擢されたシロトキンは2017年にもルノーでリザーブを務めていた。

シロトキンは今週末の開幕オーストリアGPを前にチームに合流し、出番に備える。

「リザーブドライバーとして再びルノーと仕事ができることになり嬉しく思う。2019年シーズンは彼らと共にいたからチームの事は良く知っている」とシロトキン。

「特に現在の世界情勢を考えると、予期せぬ事態に備えて控えのドライバーを準備しておくことがチームにとって重要であることは理解している。コンディションと集中力を維持してきたから、再びF1マシンでレースをするための準備は十分にできていると考えている。近いうちにルノーの友人たちに会えるのを楽しみにしている」

シリル・アビテブール代表は「今年もセルゲイをチームに迎え入れることができて嬉しい。我々が置かれている現在の状況を考えれば、万が一の事態に備えて計画を立てておかなければならない。我々はセルゲイのことをよく知っているし、彼もまたチームのことをよく知っている。今週末のオーストリアでセルゲイを迎えることを楽しみにしている」と語った。

2020年シーズンの開幕F1オーストリアGPはレッドブル・リンクを舞台として、日本時間7月3日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。