ピエール・ガスリー、7番手に「超満足」恵みの雨で競争力向上…角田裕毅と共にダブル入賞目指す
1日(土)のF1シンガポールGP公式予選を7番手で終えたピエール・ガスリー(アルファタウリ)は「超満足してる」と述べ、恵みの雨の好結果を喜んだ。
初日は2台揃ってトップ10圏外に終わる厳しい滑り出しとなったものの、インターコンディションとなった予選では競争力を増し、角田裕毅も10番手と、アルファタウリはアゼルバイジャンGP以来、9戦ぶりのダブルQ3進出を果たした。
テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「今日はまずまずの成功を収められたと思う」と評価した。
「金曜日のドライでのペースは予想以上に良くなかったが、その後クルマは改善しているので、例えレースがウェットとドライが入り乱れるコンディションになっても問題はないはずだ」
「仮にそういうコンディションになった場合、3種類のタイヤを使い分けなければならない可能性があるため複雑だが、それが我々に有利に働くことを期待している」
「2台ともが好位置からスタートできる。明日の目標はポイント獲得だ」
雨のおかげで今日はグッと良くなった
ピエール・ガスリー
予選: 7位 / 1分51秒211
FP3: 13位 / 2分01秒245
今日は本当に楽しかった。こういうコンディションだったから、どのセッションもトリッキーで至るところで滑るような状況だったけど、7番手という結果には超満足してるって言わざるを得ないね。
今週末のこれまでの僕らは、あまり良いとは言えない感じだったけど、夕方に降った雨のおかげで今日はグッと良くなった。シンガポールではスタートポジションがかなり重要だから、7番手という結果は本当に前向きだ。
前にはランド(ノリス)とフェルナンド(アロンソ)が並ぶことになる。この位置から何ができるかを検討してみるつもりだ。
明日は2台揃ってポイントを獲得できる大きなチャンスがあると思う。チャンピオンシップ争いのためにこれを活かしていかなきゃね。
今日は難しいコンディションで上手くやれたから、明日も少し雨が降ると良いんだけど!
2022 F1シンガポールGP予選ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得。2番手にセルジオ・ペレス(レッドブル)、3番手にルイス・ハミルトン(メルセデス)が続く結果となった。
シンガポールグランプリの決勝レースは日本時間10月2日(日)20時にフォーメーションラップが開始され、1周5,063mのマリーナベイ市街地コースを61周する事でチャンピオンシップを争う。