ラッセル、王座決戦の”波乱”を予言「マックスは1-2-3フィニッシュを許さない」4番手からの漁夫の利に照準

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ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2025年F1最終戦アブダビGPで表彰台に上がるチャンスは、逆転タイトルを狙うマックス・フェルスタッペンの”戦術”によって高まる可能性があると信じている。

フェルスタッペンは、タイトルを争うランド・ノリスとオスカー・ピアストリの前、ポールポジションからスタートする。フェルスタッペンが王座を掴むための最も現実的なシナリオは、自身が優勝し、かつノリスが4位以下でフィニッシュすることだ。

予選4番手につけたラッセルは、この状況こそが自身にチャンスをもたらすと見ている。フェルスタッペンがノリスの順位を下げるために、何らかの動きに出ると踏んでいるためだ。

マックスは1-2-3フィニッシュを許さない

ラッセルは予選後、タイトルを争うトップ3台がクリーンにレースを展開する可能性を除外し、不敵にこう語った。

「あの3人とまたガチンコで戦えるなんて思っちゃいないよ。でも、マックスがただ座って、この順位のまま1-2-3でフィニッシュするのを許すなんて想像できない」

「だから、そこにチャンスがあるかもしれない」

フェルスタッペンが意図的にペースを落としてマクラーレン勢を後続に近づけたり、激しいバトルを仕掛けたりした場合、4番手のラッセルにとって、付け入る隙が生まれる可能性がある。

「出たとこ勝負になるだろうね。もちろんチームは徹夜で作戦を練るだろうけど、1周目や2周目、いやレースのすべての周回でプランを大きく見直していかなきゃならなくなるはずだ。だから面白いレースになると思うよ」

ポール争い蚊帳の外「これ以上は無理」

ラッセルは最終プラクティスでトップタイムを記録し、予選Q2でも首位に立つなど速さを見せたが、最終的にはポール争いに加われなかった。

ただ、ラッセルは当初から自身がフェルスタッペンやマクラーレンと争う立場にあるとは考えていなかったという。

「Q1では上位にいて、Q2ではトップだったけれど、あの3台は中古タイヤで僕のタイムに匹敵していたから、Q3で彼らが一歩リードするのは分かっていたし、その戦いに加わるだけでも、特別な走りをしなきゃならない状況だと思ってたよ」

「だから、Q3の結果にはあまり満足していないけど、正直、今日はこれ以上を望むのは無理だったと思う」

トップ3台が演じる極限のタイトルマッチ。その後ろで、ラッセルは虎視眈々と「その時」を待っている。


2025年F1アブダビGP予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続く結果となった。

決勝レースは日本時間12月7日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周5281mのヤス・マリーナ・サーキットを58周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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