ルノーF1のシリル・アビテブール代表とルノー・スポーツ・アカデミーのディレクターを務めるmia sharizman
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アロンソ?それともボッタス? ルノーF1、2021年のラインナップ発表時期に言及

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2021年シーズンのルノーF1のドライバーラインナップはいつ発表されるのか? エンストンのチームを率いるシリル・アビテブール代表によると、少なくともシーズン開幕以前にダニエル・リカルドの後任が発表される事はなさそうだ。

チームの大黒柱、栄光を取り戻すためのキーマンとして位置付けていただけに、リカルドのマクラーレン電撃移籍はルノーにとって控えめに言っても大きな打撃だ。エステバン・オコンの新たなチームメイト候補には、フェルナンド・アロンソやバルテリ・ボッタス、ニコ・ヒュルケンベルグといった名が取り沙汰されている。

フランスのブリュノ・ル・メール財務相が「消滅する可能性がある」との強い表現で言及したように、販売不振と新型コロナウイルスショックのためにルノーの経営状態は深刻なレベルにまで悪化している。

先の財務相発言は、政府融資の引き換えとして国内の雇用維持をルノーの経営陣に求める意味合いがあり、実際にすぐさま消滅する可能性はゼロに等しいものの、多額の費用が発生するF1への参戦計画が見直される可能性は十二分にあると言える。

アビテブール代表はこの程、英Autosportとのインタビューの中で、リカルドの後任ドライバーに求められる要素は、現行マシンの競争力を正確に把握して、どの領域・部門にリソースを割くべきかについての優先順位を付ける事なしには語れないとして、予選ラップすら行っていない段階で決断を下す事はないだろうと語った。

競争力改善のためにはドライバーに金を使うべきなのか、または、ある特定の開発領域の人材確保のために使うべきなのか、、決断を急ぐ前に現在の状況を整理・把握する必要があると指摘するアビテブール代表は、候補者の名前を具体的に上げる事はしなかったものの契約年数には言及し、2022年までの2年契約となる可能性が高いと付け加えた。