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F1レギュレーション – ペナルティー編

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F1レギュレーションの中から、罰則・ペナルティーに関連する主だったルールを厳選しその要点を以下にまとめる。ペナルティにはレース競技中の行為に対するものと、それ以外のものの2つがある。

レース競技中の行為に対するペナルティ

規約において”違反”は、ジャンピングスタートや、回避可能な事故を引き起こす事、不当に他のドライバーをブロックする事、ラップ中に他のドライバーを妨害する事、ピットレーンでの速度違反など、と定めている。

  • ペナルティを科す権限を持つのはスチュワード
  • 違反の全部または大部分の責任が明白でない限り、ドライバーが罰金を科せられる事はない
  • 罰則裁定通知後2周以内に消化しない場合、黒旗裁定となる可能性がある
  • ペナルティによるピット停止中はタイヤ交換などの作業禁止

ポジションを守るための方向転換禁止ルール(通称フェルスタッペン・ルール)は、3月23日に廃止された

レース・ペナルティの種類

名称 内容
5秒ペナルティ ピット・インして最低5秒間停止する。ただし、ペナルティ裁定が下ってからレース終了までの間に一度もピットストップを行わない場合は、レース結果に5秒加算。
10秒ペナルティ ピット・インして最低10秒間停止する。ただし、ペナルティ裁定が下ってからレース終了までの間に一度もピットストップを行わない場合は、レース結果に10秒加算。
ドライブスルー・ペナルティ ピットレーンに進入した後、停止することなくそのまま通過しレースに復帰しなければならない。
ストップ&ゴー・ペナルティ ピット・インして最低10秒間停止する。10秒ペナルティと異なり、10秒加算のオプションはなく、レース中に課される罰則としては最も重い。

残り3周を切る時点またはレース終了後に上記裁定が下った場合、レース終了後のタイム加算という形でペナルティを消化する。5秒ペナルティは5秒、10秒ペナルティは10秒、ドライブスルーペナルティーは20秒、ストップ・アンド・ゴー・ペナルティは30秒加算。

シーズンを跨ぐペナルティ

  • 悪質な場合は次戦グリッドダウンや戒告、レース結果からの除外、出場停止
  • シーズン中に3回の戒告を受けたドライバーは、現在または次のイベントで10グリッド降格
  • スーパーライセンスに対するペナルティポイントは12ヶ月間有効
  • 上記ライセンス違反が12ヶ月間に12点に達した場合、1戦出場停止
  • 予定外のギアボックス変更は5グリット降格
  • 年間規定数を上回るエンジン交換はグリット降格

手短に分かりやすく2019年のF1レギュレーションを知りたい方は「主要変更点のまとめ」を、より詳しくルールの全体像を知りたい方は「完全網羅版」を合わせて参照されたい。