レッドブル、満を持してアップデート投入…F1テスト最終日のRB18に注目
レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは新車RB18について、3月12日(土)のF1バーレーンテスト最終3日目にアップデートが投入されると予告した。
マックス・フェルスタッペンが2日目の作業を担当する中、待機中のペレスは「RB18はバルセロナテストからあまり変わっていないように見えるけど…」と問われると「明日だ」と笑った。
技術部門を統括するエイドリアン・ニューウェイは初日、新たな開発パーツを2日目以降に投入する計画だと明かしていたが、2日目のRB18は初日スペックと変わりないように見えた。
スケジュールに遅れが発生しているのか?と問われたペレスは、RB18の開発は「すべて計画通りだ」と首を振り、3日目に予定されているアップグレードは一見してすぐ、その違いに気づくレベルのものだと明かした。
ペレスは「どれも見てすぐ気がつくものだと思う。まぁ、明日になれば分かると思うよ(笑」と語った。
メルセデスの”ゼロポッド”のようなものかと問われるとペレスは「いや、そんなんじゃないよ」と再び笑った。
「明日には全てが揃うはずだし、最終日にはそれを使って走れると思うよ」
誰もが気になるこの質問は、この日のランチブレイク会見に出席したチーム代表のクリスチャン・ホーナーにも向けられた。
ホーナーはテスト期間中の”メジャーアップデート”の計画について「開幕戦に向けた準備をしているわけで、そういう意味では当然、徐々に幾つかのパーツがクルマに現れるだろう」としながらも、同時に「主な焦点は来週末(のバーレーンGP)にある」と語った。