レッドブル・レーシングのスポーティング・ディレクターを務めるジョナサン ウィートリー
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F1バーレーンGP:レッドブル・ホンダからコロナ陽性、競技責任者のジョナサン・ウィートリーが10日間の隔離

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F1とレッドブル・ホンダは第15戦バーレーンGP開幕を翌日に控えた11月26日(木)、スポーティング・ディレクターを務めるジョナサン・ウィートリーが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陽性反応を示したと発表した。

COVID-19に関連する一連のプロトコル及び公衆衛生当局のガイドラインに基づき、ジョナサン・ウィートリーはイギリスに留まり10日間に渡って完全な隔離状態を維持しなくてはならず、バーレーンGPへの参加を見合わせる事になった。

なお現時点では濃厚接触者は確認されていないようで、マックス・フェルスタッペンやアレックス・アルボンらドライバーの他、レッドブル・レーシングの他のメンバーへの影響はないと発表されている。

F1関係者の最近の感染例としては、ウィリアムズのチーム代表代行を務めるサイモン・ロバーツとピレリのマリオ・イゾラが挙げられる。

ジョナサン・ウィートリーは英国ミルトンキーンズのチームの古参メンバーの一人で、1990年代初頭にベネトンのジュニアメカニックとしてF1キャリアをスタートさせた後、2006年にルノーからレッドブルに移籍。史上最速のピットストップ記録樹立の立役者の一人として知られる。

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