マクラーレンMCL33を駆るフェルナンド・アロンソ
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マクラーレン絶望…テスト最終日開始直後にまたもアロンソ赤旗!オイルリークの可能性

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マクラーレンの信頼性不足は、彼らが主張するよりも遥かに深刻であることは間違いなさそうだ。F1公式合同テスト最終日、セッション開始から一時間経過した現地午前10時、フェルナンド・アロンソのドライブするマクラーレンMCL33がまたも7コーナーで突如ストップした。

2日目のトラブルの時と同じ様にコース上にはセメント粉が撒かれているのが確認され、ザク・ブラウンCEOが「簡単に解決できる」と語っていたあのオイルリークのトラブルが、再び発生した可能性がある。コース上には赤旗が提示されたが、10分ほどでグリーンフラッグが振られた。

仮にオイル漏れだとして前回のようにエンジン交換を行うとすれば、作業には4時間程度を要するとみられ、マクラーレンのテスト最終日はほぼ終了した事になる。一連のハイドロ系トラブルの原因はエンジン側ではなく車体側にあるとされる。アロンソは2日目のトラブル後「明日レースが開催されても問題ない」と語り、騒がれているような脅威は存在していないと述べていた。

MCL33はパワーユニットが発する熱処理が万全でないために、車体の一部が焦げる等、冷却系に課題を抱えている。冷却ダクトのスリット数を増やすなどして日ごとに対策を講じているが、オイルリークのトラブルとの間には関係がないと発表されている。

この日のバルセロナは最終日に相応しい晴れ渡る青空に恵まれた。現時点では風も弱くまた暖かく、絶好のテスト日和となりそうだ。1時間経過時点では、メルセデスのルイス・ハミルトンが1分19秒601でトップタイム。2番手にはフェラーリのキミ・ライコネンが続いている。