乗ってすぐに馴染んだ、とダニール・クビアト…アルファタウリ「AT01」にひとまず好感触
アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、2月19日(水)に行われた2020年F1バルセロナテスト初日に単独で116周を走り込み、トップから0.722秒の6番手タイムでクルマを降りた。
エアロデータの収集とバックグラウンドテストに取り組んでいた午前中には、ピットレーン上でクルマが停まるハプニングもあり、出鼻をくじかれた格好となった。ソフトウェア上のマイナートラブルとみられている。
セッションを振り返ったクビアトは新車AT01について「乗り始めから馴染んでいた」と語る一方で、セットアップすら決まっていない現段階ではSTR14と比較できないとして、性能向上の程度については判断を留保した。
アルファタウリ「AT01」にひとまず好感触
ダニール・クビアト順位: 5位 / 周回: 116
今日は大きな問題もなく安定して走行出来たし、かなり快適な一日になった。マシンは乗り始めからすぐに馴染んでいたし、まるで乗りなれたクルマみたいな感覚だった。
朝はルーティンのチェックをこなしていたから、作業に少し時間がかかっていたように見えたかもしれないけど、今日が最初のテストだからあれは必要な時間だったんだ。
午後は本格的に走行を開始できたから、徐々に新しいマシンへの理解を深めていくことができた。今日は幾つかのセットアップを試してみたんだけど、なかには実戦では使わないようなアイテムもあった。
まだ初日を終えただけだから、オフシーズンでどのくらい進化できたかを語るのは難しい。なにしろクルマをちゃんと走らせたのは今日が初めてだからね。クルマのスウィートスポットを見つけるにはまだ時間が必要だ。
初日をトップで締め括ったのはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。2番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタス、3番手にはレーシングポイントのセルジオ・ペレスが続く結果となった。
2020年F1バルセロナテスト2日目のセッションは、日本時間2月20日(木)現地9時から17時まで、スペインのカタロニア・サーキットで行われる。