オランダGPのセルジオ・ペレス
Courtesy Of Red Bull Content Pool

セルジオ・ペレス、異例のホイールガン走行「ダメージなくラッキー」サインツ後退の幸運で5位

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レッドブルのセルジオ・ペレスは、ザントフォールト・サーキットで行われたF1第15戦オランダGP決勝で5位入賞を果たした。

特に序盤はタイヤのグラデーションに悩まされていたことを明かし、メルセデスが1ストップで走り切りそうな勢いだったのには驚きだと語った。

1回目のピットストップでは交換を終えてファストレーンに出る際に、地面に転がっていたフェラーリのホイールガンに乗り上げる珍しいアクシデントがあったが、幸運にもウイングやフロアにダメージはなかった。

61周目のセーフティーカー明けでは、交換したばかりのミディアムに手こずり、ソフトタイヤを履くカルロス・サインツに前を許して6番手に後退した。

ただピットストップの際にアンセーフリリースがあったとの裁定が下った事でサインツは5秒ペナルティーを受け降格。ペレスは5位に昇格した。

困難だったけどなんとか5位

セルジオ・ペレス決勝: 5位 / グリッド: 5番手

チームにとってはもちろん素晴らしい一日になったけど、僕にとってはベストな一日じゃなかった。

第1、第2スティントでタイヤのデグラデーションに悩まされて、車が思うようなバランスにならなかったんだ。

ピットレーンでのアクシデントもあって慌ただしかったけど、ホイールガンの上を走った際にフロントウイングにダメージを負わなかったのはラッキーだったよ。

今回みたいな難しい状況にも関わらず、なんとかポイントを取ることができた。

今日のことから得るものは多いし、理解しなければならないことがたくさんある。モンツァでは強くなって戻ってくるよ!


2022年F1第15戦オランダGPの決勝は、母国出身のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季10勝目を挙げた。2位はジョージ・ラッセル(メルセデス)。3位表彰台にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が滑り込んだ。

高速の殿堂、モンツァ・サーキットを舞台とする次戦イタリアGPは9月9日のフリー走行1で幕を開ける。

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