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F1モナコGPスチュワード、マックス・フェルスタッペンの決勝出走を許可
F1モナコGPのレーススチュワードは、26日土曜の公式予選を欠場したアストンマーチン・レッドブル・レーシング(Aston Martin Red Bull Racing)のマックス・フェルスタッペンに対して、決勝レースへの出走を許可した。
FIA F1スポーティングレギュレーション第35条1項の定めに従い、スチュワードは今週末のフェルスタッペンの走行タイムは決勝に参加するに十分なものであると判断。フェルスタッペンは78周で競われる27日のレースへの参加が認められた。
FP3でプールサイドシケインを通過した際、自身のミスによってクラッシュを喫しマシンを大破。チームの懸命の作業虚しく予選開始までの修復は叶わず、大きな代償を支払うこととなった。チーム首脳陣はフェルスタッペンの軽率なドライブに苦言を呈している。
事故の影響によってギアボックスが損傷したため、チームは予期せぬ交換を強いられた。規約ではギアボックスの6戦連続使用を義務付けているため、スチュワードはフェルスタッペンに対して5グリッドに降格処分を科した。
優勝候補筆頭に数えられていたフェルスタッペンは、グリッド最後尾からの挽回を目指す事になるが、ここは抜けないモンテカルロ。ライバルに対して如何にRB14の性能が勝っているとは言え、追い上げは簡単ではない。