マイアミ・インターナショナル・オートドロームの高架下ターン16を駆け抜けるスクーデリア・アルファタウリAT03を駆るピエール・ガスリー、2022年5月7日F1マイアミGP FP3
Courtesy Of Red Bull Content Pool

2022 F1マイアミPU投入状況:ガスリー3基目、フェラーリ勢を中心に10台が交換

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国際自動車連盟(FIA)のF1テクニカル・デリゲートによる発表を元に、2022年F1第5戦マイアミGPのFP3開始時点における各ドライバー毎のパワーユニット(PU)投入状況を以下にまとめる。

シーズンの5分の1を消化する今週末はフェラーリF1パワーユニット勢を中心に、以下10名のドライバーが何らかのPUコンポーネントを交換した。

  • シャルル・ルクレール(フェラーリ)
  • カルロス・サインツ(フェラーリ)
  • ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
  • バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
  • 周冠宇(アルファロメオ)
  • ケビン・マグヌッセン(ハース)
  • ミック・シューマッハ(ハース)
  • ランス・ストロール(アストンマーチン)
  • セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)
  • ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)

選手権リーダーのルクレールとハース勢及びアルファロメオ勢の5台は週末を前に、今季2基目となるICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kを投入。ルクレールとボッタス、シューマッハはこれに加えて今季3基目のエキゾーストを開封した。

レッドブル・パワートレインズ(ホンダ)を搭載するアルファタウリのピエール・ガスリーは今季3基目のICE、ターボ、MGU-H、MGU-K、そして4基目のエキゾーストに手を付けた。

メルセデスPU勢としてはストロールとラティフィが2基目のES(バッテリー)を、そしてベッテルが2基目のCE(コントロール・エレクトロニクス)を開封した。

また2日目に向けては、初日にクラッシュを喫したボッタスが追加で3基目のターボとMGU-H、4基目のエキゾーストを開封。加えてサインツが2基目のCEを、マグヌッセンが3基目のエキゾーストに手を付けた。

いずれも今週末のグリッド降格ペナルティの対象となるものではなかったが、ガスリーのICEは年間上限に達した。

V6ハイブリッド・ターボ導入9年目の今年はICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kが各々年間3基まで、CE、ESは各2基まで、そしてエキゾースト・システムは年間8セットまでに使用が制限されている。

F1マイアミGP:パワーユニット投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
メルセデス G.ラッセルRUS 1 1 1 1 1 1 1
L.ハミルトンHAM 1 1 1 1 1 1 1
レッドブル M.フェルスタッペンVER 1 1 1 1 1 1 2
S.ペレスPER 1 2 2 1 1 1 2
フェラーリ C.ルクレールLEC 2 2 2 2 1 1 3
C.サインツSAI 2 2 2 2 2 2 3
マクラーレン・メルセデス D.リカルドRIC 1 1 1 1 1 1 1
L.ノリスNOR 2 2 2 2 1 1 2
アルピーヌ・ルノー F.アロンソALO 3 3 3 3 2 2 3
E.オコンOCN 2 2 2 2 1 1 2
アルファタウリ P.ガスリーGAS 3 3 3 3 2 2 4
角田裕毅TSU 3 3 3 3 1 1 3
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 1 1 1 1 1 1 1
S.ベッテルVET 2 2 2 2 2 2 2
ウィリアムズ・メルセデス A.アルボンALB 1 1 1 1 2 2 1
N.ラティフィLAT 1 1 1 1 1 1 1
アルファロメオ・フェラーリ V.ボッタスBOT 2 3 3 2 2 2 4
周冠宇ZHO 2 2 2 1 1 1 2
ハース・フェラーリ K.マグヌッセンMAG 2 2 2 2 2 2 3
M.シューマッハMSC 2 2 2 2 2 2 3

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