メディアセッションに臨むレッドブルのマックス・フェルスタッペン、2022年4月22日F1エミリア・ロマーニャGP
Courtesy Of Red Bull Content Pool

フェルスタッペン「シミュレーターを使ってできる限りの練習と準備を重ねてきた」

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レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが2022年FIA-F1世界選手権第5戦マイアミGPに先立って抱負を語った。

フェルスタッペンは前戦イモラでポールポジションからの優勝を飾り、更にはファステストラップと全周リードによって72年のF1史上65回目となるグランドスラムを刻んだ。レッドブルのドライバーがこれを達成したのは6回目(フェルスタッペンが2回、セバスチャン・ベッテルが4回)だ。

フェルスタッペンは開幕3戦で2度のリタイヤを余儀なくされ、ドライバーズランキング6位と沈んでいたものの、この週末の支配的なパフォーマンスによって一気に2位に浮上した。

なおマイアミ・インターナショナル・オートドロームでの初開催のレースに向けフェルスタッペンは、”マイアミ風味”のスペシャルヘルメットを持ち込む。

できる限りの練習と準備を重ねてきた

マックス・フェルスタッペンマイアミGPに向けて

今週末はかなりクレイジーな事になるんじゃないかな!実際にコースを走った事はないけど、シミュレーターを使ってできる限りの練習と準備を重ねてきたし、マイアミでのレースが楽しみだ。今年は僕が大好きなオースティンだけじゃなく、他の州でもレースができて嬉しいよ。

F1もチームも共に、アメリカでF1を普及させようと頑張っているし、米国内でのレースが増えるに連れて、一歩ずつではあるけどF1の人気が高まっている。ただそれ以上に、マシンの追従性やオーバーテイクが容易になった事で、より多くのチームが優勝を狙えるようになった事がファンにとって大事な事だと思う。

マイアミは本当にいい街だし、グランプリを開催するには本当に面白い場所だと思う。ドライバーだけじゃなく、ファンも凄く楽しみにしてるんじゃないかな。


マイアミGPの舞台となるのは、1周5,412m、全19コーナーを有するマイアミ・インターナショナル・オートドローム。3本のストレートにも関わらずエンジン全開率は56%(ラップタイムにおける割合)に留まる見通しで、カレンダーの中では低い部類に入る。

F1マイアミGPは、日本時間5月6日(金)27時30分からのフリー走行1で幕を開ける。

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