
2025年F1マイアミGP《スプリント予選》ハイライト動画:史上最年少ポールシッター誕生、角田は不運18番手
2025年FIA-F1世界選手権第6戦マイアミGPのフリー走行とスプリント予選が現地5月2日に行われ、メルセデスの新人アンドレア・キミ・アントネッリがキャリア初となるスプリント・ポールポジションを獲得した。レッドブルの角田裕毅は18番手に終わった。
フリー走行1:ハイライト動画
週末唯一のプラクティスとなる1回目のフリー走行では、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が1分27秒128の最速タイムを記録した。
セッション終盤には、ハースの新人オリバー・ベアマンがターン11の出口でマシンのコントロールを失い、ターン12のウォールに接触。これにより赤旗が提示され、セッションは再開されることなく終了した。
スプリント予選:ハイライト動画
18歳のイタリア人ドライバー、アントネッリは、自身初走行となるマイアミで、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)をわずか0.045秒上回った。スプリント予選であるため正式な記録としては残らないものの、あらゆる予選形式を通じてF1史上最年少のポールシッターとなった。実際、F1公式もアントネッリを「史上最年少ポールシッター」と表現している。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は4番手にとどまった。一方、チームメイトの角田はSQ1で敗退。残り2分の時点でノックアウトゾーンに沈んでいたが、チェッカーフラッグに間に合わず、最終ラップを走ることなく18番手で予選を終えた。
角田と同様に最終アタックの機会を逃したジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)は17番手でSQ1敗退。「こんなの許されない!」と無線で激怒し、ピットアウトのタイミングに関するチームの判断に不満をぶつけた。
2025年F1マイアミGPのスプリントレースは日本時間日本時間5月4日(日)29時にフォーメーションラップが開始され、1周5,412mのマイアミ・インターナショナル・オートドロームを19周する事でチャンピオンシップポイントを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。