2018年仕様のホンダ製F1パワーユニットRA618H
Courtesy Of Honda

2019年 F1第18戦メキシコGP:パワーユニット投入状況 / 地元セルジオ・ペレスが交換

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FIA国際自動車連盟の正式発表を元に、2019シーズンF1第18戦メキシコGPフリー走行1開始時点での、各ドライバー毎のパワーユニット使用状況を以下にまとめる。

鈴鹿サーキットで開催された前戦日本GPでPU交換を実施した車両は皆無であったが、エルマノス・ロドリゲスでの週末に先立っては、地元出身のセルジオ・ペレス(レーシングポイント)が新しく2つのエレメントの封を切った。

11号車RP19には、今季2基目のESとCEが新たに搭載された。いずれもレギュレーションで許可された範囲内での交換となるため、グリッド降格ペナルティの対象とはならない。

1.6リッターV6ハイブリッド・ターボ導入6年目の今年は、ICE=内燃エンジン、TC(ターボチャージャー)MGU-Hが年間3基、ES(バッテリー)、CE(コントロール・エレクトロニクス)MGU-Kが年間2基までに制限され、これを越える交換を実施した場合はグリッド降格ペナルティが科せられる。

なお、ギアボックス交換を行ったのは全部で5台。バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ランス・ストロール(レーシングポイント)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、そしてロバート・クビサ(ウィリアムズ)が新品へと交換したが、いずれも降格の対象外となる。

F1メキシコGP:パワーユニット投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
Mercedes ルイス・ハミルトン 3 3 3 2 2 2
Mercedes バルテリ・ボッタス 3 3 3 2 2 2
Ferrari セバスチャン・ベッテル 3 3 3 2 2 3
Ferrari シャルル・ルクレール 3 3 3 2 2 2
RBR Honda マックス・フェルスタッペン 5 4 4 3 3 3
RBR Honda アレックス・アルボン 5 5 5 4 3 3
Renault ダニエル・リカルド 5 4 4 4 3 4
Renault ニコ・ヒュルケンベルグ 6 4 4 3 2 3
Haas Ferrari ロマン・グロージャン 3 3 3 2 2 2
Haas Ferrari ケビン・マグヌッセン 3 3 3 2 2 3
McLaren Renault カルロス・サインツ 5 4 4 4 4 3
McLaren Renault ランド・ノリス 4 4 4 4 4 4
Racing Point Mercedes セルジオ・ペレス 4 4 4 3 2 2
Racing Point Mercedes ランス・ストロール 4 4 4 2 1 1
Alfa Romeo Ferrari キミ・ライコネン 4 3 3 2 2 3
Alfa Romeo Ferrari アントニオ・ジョビナッツィ 4 4 4 2 2 4
Toro Rosso Honda ダニール・クビアト 7 7 7 6 3 3
Toro Rosso Honda ピエール・ガスリー 7 5 5 5 3 3
Williams Mercedes ジョージ・ラッセル 3 3 3 2 3 3
Williams Mercedes ロバート・クビサ 4 4 4 2 1 1

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