F1メキシコGP 2017《FP2》結果とダイジェスト / リカルド最速、PU不具合のバンドーンは旧型にロールバック

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メキシコGP 金曜2回目のフリー走行で最速をマークしたのはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルド、2番手につけたメルセデスのルイス・ハミルトンに0.31秒先行した。FP1を早々に切り上げ大幅なセットアップの変更を行ったマックス・フェルスタッペンは3番手という結果だった。

タイムシート上では強さを示したレッドブルの2台だが、不安材料は尽きない。フェルスタッペンは、エンジントラブルを抱え最後まで走りきることなくFP2を終えた。最速のリカルドはガレージに留まった時間が多く、まともにロングランをこなしていない。とは言え、問題が発生したフェルスタッペンのエンジンはレース用ではないため、グリッド降格を受ける可能性は低い。


©F1

4番手につけたのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。トップのリカルドとのギャップは0.25秒と希望の持てるタイム差であった。ベッテルは走行中にコックピット内の消火器が破裂する珍事に見舞われ、お尻に白い消火液が付着した。幸いにも大事には至らず10分ほどでコースに戻った。5番手はキミ・ライコネン、不遇のアクシデントに直面したベッテルに100分9秒届かなかった。

マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが7番手タイムを記録し、3強を除く”レスト・オブ・レスト”の最高位につけた。午前のセッションでエンジンに問題が発生し3周の走行に留まっていたストフェル・バンドーンは、ベルギー仕様の旧型エンジンにロールバックし15番手という結果に終わった。

バンドーンは12基目ターボチャージャーとMGU-H、10基目のICE、9基目のMGU-K、そして7基目のESとCEを使っており、ルールで規定された4基を大幅に超過している。15番手は冴えない結果だが、グリッド降格が科せられるためチームは予選ではなく決勝を見据えたセットアップを試している。


©F1

現地午後2時のセッション開始時刻が近づくにつれ、メキシコシティは午前よりもかなり気温が上昇した。照りつける日差しのためにエルマノス・ロドリゲスの路面温度は46度に達した。

セッション開始早々の5分、FP1でアントニオ・ジョビナッツィにシートを譲ったハースのロマン・グロージャンのタイヤがバースト、ホームストレート上にタイヤ片が散乱したため計5分ほどの赤旗中断となった。この事故によってフロアが破損、グロージャンの午後のセッションは5分で終了となった。

アメリカGPを挟んでF1に戻ってきたピエール・ガスリーは、パワーユニットの問題に足をすくわれ19番手止まりとなった。FP1ではショーン・ゲラエルにシートを譲ったため、ガスリーは僅か10周の走行のみで明日の3回目のフリー走行に挑むことになる。僚友ブレンドン・ハートレーは13番手と健闘した。

2017年F1メキシコGP 3回目のフリー走行は、日本時間10月29日(土)深夜0時から行われる。

2017年F1第18戦メキシコGPフリー走行2(FP2)リザルト

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 3 ダニエル・リカルド レッドブル・タグホイヤー 1:17.801 26
2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:17.932 +0.131 40
3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー 1:17.964 +0.163 17
4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:18.051 +0.250 35
5 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1:18.142 +0.341 40
6 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:18.299 +0.498 43
7 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1:18.508 +0.707 26
8 11 セルジオ・ペレス フォースインディア・メルセデス 1:18.728 +0.927 41
9 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1:18.775 +0.974 19
10 31 エステバン・オコン フォースインディア・メルセデス 1:18.822 +1.021 42
11 55 カルロス・サインツ ルノー 1:19.060 +1.259 30
12 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ・メルセデス 1:19.206 +1.405 37
13 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ 1:19.423 +1.622 40
14 18 ランス・ストロール ウィリアムズ・メルセデス 1:19.524 +1.723 42
15 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 1:19.844 +2.043 32
16 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー・フェラーリ 1:20.306 +2.505 38
17 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 1:20.318 +2.517 35
18 9 マーカス・エリクソン ザウバー・フェラーリ 1:20.362 +2.561 38
19 10 ピエール・ガスリー トロロッソ 1:21.745 +3.944 10
20 8 ロマン・グロージャン ハース・フェラーリ 1:25.526 +7.725 3

コンディション

天気晴れ
気温23℃
路面温度47℃

セッション概要

グランプリ名 F1メキシコGP
セッション種別 フリー走行2
セッション開始日時

サーキット

名称 エルマノス・ロドリゲス・サーキット
設立 1962年
全長 4304m
コーナー数 16
周回方向 時計回り

F1メキシコGP特集

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