2024年F1メキシコGP《予選》ハイライト動画:輝きを放ったサインツ、角田裕毅は痛恨クラッシュ
現地10月26日に行われた2024年FIA-F1世界選手権第20戦メキシコGP予選では、カルロス・サインツ(フェラーリ)が今シーズン初、通算6回目のポールポジションを獲得した。
週末を通してトップ10を維持していた角田裕毅(RB)は、「奇妙」な痛恨のクラッシュを喫して11番手に終わった。
予選:ハイライト動画
FP3で最速を刻んだオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、トラックリミットでラップを抹消された挙げ句に最終ラップも振わず、今季初のグランプリ予選Q1敗退を喫した。
2025年のシートを巡ってRBのドライバー達から大きなプレッシャーがかかる中、母国レースを迎えるセルジオ・ペレス(レッドブル)は18番手でノックアウトした。
Q2の最終ラップでは、角田裕毅がスタジアムセクション入口のターン12に向けたブレーキングで左フロントをロックさせてしまい、車体左側からバリアに衝突した。
セッション残り10秒で赤旗が振られたことで、僚友リアム・ローソンやフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)を含むフライングラップ中の全員がラップを中止しなければならなかった。
FP3:ハイライト動画
セッション序盤はフェラーリがリードし、初日の好調さを維持したかのように見えたが、後半の予選シミュレーションではマクラーレンが圧倒的な速さを見せた。
角田裕毅は7番手を刻み、ローソンは最終2個目のコーナーでスピンを喫する場面がありながらも10番手と、RBはコンストラクターズ選手権6位争いに向けてFP3でも印象的なペースを刻んだ。
2024年F1メキシコGP決勝レースは日本時間10月28日(月)5時にフォーメーションラップが開始され、1周4,304mのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスを71周する事でチャンピオンシップを争う。DAZNとフジテレビNEXTが生配信・生中継する。