マックス・フェルスタッペン 一問一答:テスト、2年目のホンダ、新しいフィジオ
テストの仕上がりと感触
「上手くいったよ。テストプログラムを終える事が出来たし、僕らとしては良い感じだ。十分かどうか別にしても、できるだけ多くのデータを集める事ができたと思うし、仮にマシンバランスに何か問題があったとしても、すぐに対処できる状態だ」
規約の安定性は後押し?
「そう思うけど、それはコース上で速さを見せて証明しなきゃならないことだ。今はまだレースをしていないから実際のところは分からない。一般論で言えば規約の安定は僕らにとって追い風だけど、ライバルだって同じ様にマシンの開発を続けているわけだから、様子を見てみなきゃね」
ホンダと2シーズン目
「すでに1年間の経験があるから、あらゆる事がこれまで以上にスムーズに進んでいる。パワーユニットと車体の統合や何かについて、昨年いろいろ学んだからね。物事が楽になっているのはごく普通のことだと思う」
アルボンと交代制でのテスト走行
「一日に160周とか170周っていう距離を走るのはキツイんだ。100周位なら結構大丈夫なんだけどね。だから、一日の中で担当を分けた方が上手くいくんだよ」
半日交代の場合のマシン変更
「主だった変更点はペダルとシートかな。それと、ドライバーにはそれぞれ独自のスタイルがあるから、セットアップも少し変更する。僕とアレックスのドライビングスタイルには幾つか違いがあるんだけど、メカニックは何を変えるべきか正確に把握してくれてるから何も心配はない」
「場合によりだけど、フロント側を調整することもあれば、リアの方を調整することもある。いつもよりアンダーステアが強い場合もあり得るし、オーバーステア寄りも場合もある。もちろんサーキットにもよりけりさ」
長年のトレーナー、ジェイク・アリカーとの別れ
「昨年のアブダビGPで表彰台に上がった時に、彼にシャンパンボトルをあげたんだ。彼との最後のレースでポディウムに上がれて本当に良かった。僕も初勝利の時のボトルはまだ手元に持ってる」
「(アリカーと新しいフィジオ、ブラッドリー・スキャンとのアプローチは)少し違う部分もあるけど、基本的にはこれまでやってきたトレーニングを続けなきゃならないから、そんなにガラッとは変えられない」
「何年にも渡って、上手くいくトレーニングとそうでないものの違いを学んできたしね。ただ、長年一緒にやってきたトレーナーよりかは、新しいトレーナーとの方が物事を変えるには少し簡単だ」
開幕オーストラリアGPについて
「リラックスしてるし気分は前向きだ。十分な速さがあることを祈ってる。僕らは手応えを掴むためにあらゆる事に取り組んできた。その努力が実ることを願うよ」