ヘッドホンを耳に当てモニターを見つめるストフェル・バンドーンcopyright Mclaren

「バンドーンはF1で通用しない」とレッドブル…トロロッソ・ホンダ移籍の可能性は0%、来季はやはりフォーミュラEか?

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ハースF1チームが現行ラインナップを維持する事を発表した今、空席となっている来季F1シートは、事実上トロロッソ・ホンダとウィリアムズの各一席に絞られた。

ランド・ノリスに来季マクラーレンのシートを奪われたストフェル・バンドーンは行き場を失い、2019年にF1でレースをする確率は”ほぼ0%”と認めているが、少なくともトロロッソ・ホンダのシートを得る確率は”完全に0%”のようだ。

レッドブル系チームのドライバー人事を監督するヘルムート・マルコは、バンドーンの母国ベルギーの公共放送RTBFに対して、バンドーンが来年ダニール・クビアトのチームメイトを務める事はないと明言した。

「我々がストフェルを使うことはない。彼は単純に遅い。F1で戦うレベルに達していないと思っている」

2019年の最有力候補はフォーミュラEか

バンドーンの来季のシナリオは、北米フォーミュラの最高峰インディカー・シリーズとフォーミュラE。セバスチャン・ブルデーのチームメイトとしてデイル・コインからインディカーに参戦するか、HWAチームから電動フォーミュラに新天地を求めるか、この2つが濃厚と見られている。

ただし、バンドーンは2020年シーズン以降でのF1復帰を希望しているため、本人の第一希望はフォーミュラEと考えて差し支えないだろう。HWAはメルセデスAMGの子会社であり、シーズン6からはワークス・メルセデスの母体チームとなる事が決定している。

このシナリオが実現する可能性が高いのは、バンドーンが希望しているからという理由だけではなく、メルセデス陣営がバンドーンを高く評価しているからに他ならない。シルバーアローのF1チームを率いるトト・ウォルフは、長年に渡ってバンドーンの才能を高く買っている。

「ジュニアカテゴリー時代から飛び抜けた才覚を発揮していたよね。私はストフェルのファンなんだ。我々としては、なぜ彼がF1で成功できなかったのかを理解する必要があるが、そんな事をするまでもなく、早い段階で彼についてのニュースが発表されるかもね」

「私はストフェルの性格とスピードはメルセデスに上手くハマると思ってるんだ」

バンドーンは第16戦F1ロシアGP予選で19番手でQ1敗退を喫し、チームメイトのフェルナンド・アロンソに21戦連続で敗れ去る事となった。だが、バンドーンの才能を評価するF1関係者は決して少なくなく、アロンソ自身もまた、若きベルギー人ドライバーのドライビングスキルを評価している。