グリッド上で笑い合うマクラーレンのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンcopyright Mclaren

フェルナンド・アロンソ「僕に勝てないのはしょうが無い」成績不振の11歳年下バンドーンを擁護

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マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、チームメイトのストフェル・バンドーンが自分を打ち負かせないのは止むを得ない事だと考えており、今年のマクラーレンのマシンの遅さを考えれば、バンドーンに対する評価が悪化しているとは思えないとの見解を示した。

昨年、引退したジェンソン・バトンに代わってマクラーレンからF1デビューを果たしたバンドーンは、対アロンソに対して予選成績で17戦連続の敗北を喫しており、その記録は今も途切れることなく継続中となっている。

チームは成績の奮わないバンドーンに代えて、FIA F2選手権に参戦している育成ドライバー、ランド・ノリスの昇格を検討しているとされ、バンドーンは来季シート確保のためにザウバーと交渉中と報じられている。だが、アロンソは11歳年下のチームメイトを擁護。F1公式サイトに対して冗談を交えながら次のように語った。

「確かにストフェルは毎回僕を少し下回っているけど、誰であれ僕を打ち負かすのは難しいよ。過去の僕のチームメイトを見ても分かるけど、彼らはストフェルよりも遅れを取っていた。例えばフェラーリにいた2014年は、キミ(ライコネン)に対して毎回コンマ6・7秒は上回っていた。ストフェルの場合はそれより少ない」

「彼に対する評価が低下しているとは思わない。なにせマシンがあの調子じゃね。パフォーマンスが低すぎるよ。僕らはチームとして問題の解決を試みてる。2台のマシンが同じコンディションで同じパフォーマンスが得られるようにね。ストフェルは既に自分の才能を示していると思う。その事について証明する必要はないよ」

カナダGPのピットを歩くフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーン
© Mclaren、グリッド上では並んで歩く姿が良く見られるアロンソとバンドーン

バンドーンが劣っているのは予選成績だけではない。バンドーンは今年、12戦を終えて8ポイントを獲得しドライバーズ選手権16位につけているが、アロンソは44ポイントを獲得し9位。決勝レース結果でも大きく負け越している。

F4ユーロカップ1.6、ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0、そしてGP2シリーズで立て続けにタイトルを手にしてきたバンドーンだが、現役最強と呼ばれるアロンソがチームメイトという事もあって、F1ではまだ目立った成績を残せていない。だが、アロンソはバンドーンがF1で開花するするのは時間の問題だと主張する。

「アイツはF1に来る前の全てのシリーズでチャンピオンになった男だ。昨年と同様に今年もマシンが良くないから苦労してるけど、彼なら大丈夫。マシンがちゃんとしたパフォーマンスを発揮すればすぐにでも僕とのギャップを縮めてくるはずさ」