怪訝な表情を浮かべるマクラーレンのストフェル・バンドーンcopyright Mclaren

マクラーレンへの不信感募らせるバンドーン「トロロッソ・ホンダに僕の起用を勧めるなんて筋違い」

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ランド・ノリスにシートを奪われる事になったストフェル・バンドーンは、放出の理由についてチームから説明がない事に苛立ちを感じており、マクラーレン上層部に対する不信感を募らせている。

「チームがそう決めたんだから尊重する他ないけど、何故僕を手放す決定を下したかについてちゃんとした説明がないんだ。だから、チームがどのような方向に向かって進もうとしてるのか分からない。僕としてはちゃんとした説明を聞きたいところだけど、対して説明するような事もないんだろね」

マクラーレンCEOのザク・ブラウンはバンドーンとの契約打ち切りを発表した後、昨年までのエンジンパートナーであるホンダと現在タッグを組むスクーデリア・トロロッソに対して、放出したバンドーンを雇用すべきと発言。これについてバンドーンは、筋違いだと一刀両断する。

「あれはちょっと荒唐無稽だよ。僕を放出する決定を下したのは彼らなのに」

バンドーンはF残留を再優先事項に水面下での交渉を進めているが、既に多くのチームのシートが確定しつつあり、来季もF1に留まるのは難しい状況となりつつある。

「自分が置かれた立場はちゃんと把握してるよ。でも、現時点ではエステバン(オコン)と同じ様に来年のことは何も決まっていないんだ。ここ数週間はマーケットが急速に動いていて、毎日のように空きシートが埋まっていくような状況なんだ」

「来年もF1に留まれる可能性はかなり低いけど、可能性がゼロになるまでは諦めるつもりはない」

仮にリザーブドライバーという形すら得られずにF1を追われる事になれば、バンドーンは佐藤琢磨が所属する米インディカー・シリーズ等の他カテゴリへの参戦の道筋を模索することになる。

「インディ500が世界最大のイベントの一つだって事は間違いないね。参戦する可能性はあると思うし、優勝争いできればすごく特別なことだろうな。でも、かなりの危険性を孕んだシリーズである事もまた間違いない。そのリスクを受け入れる覚悟がなきゃ参戦する事は難しいだろうね」

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