セルジオ・ペレス「ホンダのお膝元で1-2を達成できて最高!」フェルスタッペンの鈴鹿王座を演出
セルジオ・ペレス(レッドブル)は2年連続で僚友マックス・フェルスタッペンのタイトル決定に大きな役割を果たす事となった。
雨の鈴鹿で行われたF1第18戦日本GP。ペレスはシャルル・ルクレール(フェラーリ)への追撃の手を緩めず、最終ラップの最終シケインでミスを誘った。ルクレールはチェッカーまであと数百メートルのところでコース外に飛び出した。
スチュワードはアドバンテージを得たと判断。レース後に5秒ペナルティと1点のペナルティポイント(累積1点)を科す裁定を下した。
結果、ルクレールは3位に降格となりペレスが2位に昇格。フェルスタッペンのチャンピオンが決まった。ルクレールに対する終盤のプレッシャーがなければタイトルはアメリカGP以降に持ち越しだった。
昨年のアブダビGPではルイス・ハミルトン(メルセデス)と抜きつ抜かれつの激しい攻防を演じ、フェルスタッペンの初タイトルをお膳立てした。
マックスの活躍を心から誇らしく思う
セルジオ・ペレス決勝: 2位 / F予選: 4番手
今シーズンのマックスの活躍を心から誇らしく思う。ドライバーとしてステップアップしたよね。序盤は彼とバトルを繰り広げていたけど、途中からギアが上がって、何度か途方もない走りをしていた。
チームにとって本当に大きな意味を持つ1日になった。ホンダのお膝元である日本GPでワンツーを達成したんだから最高だよ。
早くコンストラクターズチャンピオンも獲得したい。チームにとってものすごく重要なことだし。残りのレースも楽しみだよ。
今日はシャルル(ルクレール)と素晴らしいバトルができた。一時(赤旗中断時)はもうレースができないかもって思ってたから走れて良かった。
DRSが使えない状況でオーバーテイクするのは本当に難しかったけど、プレッシャーをかけ続けた結果、彼はミスをしてペナルティを受け、僕が2位を手にする事になった。
10月9日(日)に鈴鹿サーキットで行われた2022年F1第18戦日本グランプリレースでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季12勝目と共に自身2度目のチャンピオン獲得を成し遂げた。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を舞台とする次戦アメリカGPは10月22日のフリー走行1で幕を開ける。レッドブル・レーシングはコンストラクターズ選手権制覇を懸けて臨むことになる。