14番手に終わった予選を経てガレージ内でモニターを見つめるリアム・ローソン(レーシング・ブルズ)、2025年4月5日(土) F1日本GP(鈴鹿サーキット)
Courtesy Of Red Bull Content Pool

リアム・ローソン「ある種の壁にぶつかった」VCARB降格後初の予選でQ2敗退

  • Published:

2025年F1第3戦日本グランプリの予選で、レーシング・ブルズに復帰したリアム・ローソンは13番手に終わり、Q3進出を逃した。ルーキーの僚友アイザック・ハジャーが7番手と健闘するなか、ローソンは”バランス調整の行き詰まり”という名の「壁にぶつかった」と振り返った。

金曜は好感触も、予選では伸び悩み

金曜のフリー走行ではローソンが5番手、ハジャーが3番手と、両者揃って上位に顔を出し、VCARB 02の競争力の高さを感じさせた。ローソン自身も、開幕2戦でドライブしたレッドブルRB21よりクルマの感触が良いと手応えを得た様子を見せていた。

だが、予選では流れが一変。Q1は順調に突破したものの、Q2ではマシンバランスの調整が行き詰まり、期待されたQ3進出には届かなかった。

「まあ、悪くはなかったけど…正直、がっかりな終わり方だったと思う」とローソンは振り返った。勝手知ったる鈴鹿なら――という思いは当然あっただろう。その表情は終始、暗かった。

「昨日はクルマに競争力があったし、Q1も良かった。予選を通してバランスを追求したけど、Q2に入ってからは正直、もうそれ以上、調整できる余地がなかった」

「ある種“壁にぶつかった”ような感覚で、あのランは苦しかった。正直、悪くないラップだったと感じていたから…しっかり振り返る必要がある。それだけだ」

ハジャーはシートベルトの問題により股間に「地獄」のような痛みを抱えながらも、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)を抑える”ベスト・オブ・ザ・レスト”の7番手を獲得する快走を見せた。

決勝に期待「雨が降ればチャンスは広がる」

日曜の鈴鹿は午前から午後にかけて雨が予想されている。これについてローソンは「もちろん、雨が降れば状況が一変するし、それが僕らにとってチャンスになる可能性もある」と前向きに語った。

「鈴鹿は過去のレースでも波乱が多いし、雨が降れば新しい路面の感触もかなり変わってくると思う。それに水がたまりやすいかもしれないし、13番手というスタートポジションを考えれば、多少の雨は気にならない」

鈴鹿サーキットのピットレーンを走行するレーシング・ブルズのリアム・ローソンとアイザック・ハジャー、2025年4月5日(土) F1日本GP予選Courtesy Of Red Bull Content Pool

鈴鹿サーキットのピットレーンを走行するレーシング・ブルズのリアム・ローソンとアイザック・ハジャー、2025年4月5日(土) F1日本GP予選


2025年F1日本GP予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が4年連続のポールポジションを獲得。2番手はランド・ノリス、3番手はオスカー・ピアストリと、本命とされたマクラーレン勢を退けての逆転のポールとなった。

決勝レースは日本時間4月6日(日)14時にフォーメーションラップが開始され、1周5,807mの鈴鹿サーキットを53周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

F1日本GP特集