
角田裕毅、”不運”に見舞われ本領発揮できず「全体的にどんどん悪化」Q2敗退に悔しさ滲ませるも”望み”捨てず
母国Q3進出が期待されたものの、15番手のQ2敗退と下位にとどまった2025年F1第3戦日本グランプリ予選を終えて角田裕毅(レッドブル)は、トラフィックに見舞われパフォーマンスを最大化できず、「全体的にどんどん悪化していった」と悔しさを噛みしめた。
4月5日(土)に三重県鈴鹿サーキットで行われた予選では、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが1分26秒983のコースレコードを樹立。大本命と目されたマクラーレン勢を蹴散らす圧巻の走りで4年連続のポールポジションを獲得した。
一方、注目の角田はQ2で15番手に終わり、母国でのQ3進出を逃す悔しい結果となった。プラクティスではフェルスタッペンに迫る力強い走りを披露し、Q1でも僚友に0.024秒差の8番手タイムをマークしていたが、Q2ではトラフィックに阻まれ、適切なタイヤのウォームアップができず、マシンの性能を引き出しきれなかった。
セッション後のインタビューで角田は、「思ったようにタイヤを温められませんでした。まだ学んでいる段階です。ウォームアップラップを終えた時点では、まあまあかなという感じで、少しはタイムに影響するだろうとは思っていましたが、代償はかなり大きかったです」
「トラフィックに引っかかってしまい、パフォーマンスを十分に引き出すことができませんでした。Q1の時点ではすごく良い感触でしたし、すべて順調だったのですが…セッションが進むにつれて、どんどん悪くなっていったように思います。本当に残念です」
Q2最終ラップでは、ターン2でオーバーステアに見舞われ、セクター1で自己ベストを更新できなかった。その後のセクターで持ち直したものの、Q3進出には届かなかった。
角田は「兎に角、全てをまとめ上げることができませんでした」と自身の走りを悔やんだが、それでもRB21への信頼は揺るがぬ様子で、「少なくともクルマに対しては今も自信を持てています」と語った。
なお、決勝レースでは雨の影響も予想されており、予想外の展開が巻き起こる可能性もある。角田は「もちろんベストを尽くします。そういったコンディションになれば、何が起きてもおかしくありませんし、どんなコンディションでも集中して臨みます」と語り、巻き返しへの意欲を見せた。
予選Q1およびQ2では、1分51秒0の指定タイムより遅くラップを走ったとして、角田やジョージ・ラッセル(メルセデス)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)を含む6名が調査の対象となっていたが、スチュワードは各種データ、映像証拠を確認の上、お咎めなしとする決定を下した。
2025年F1日本GP予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が4年連続のポールポジションを獲得。2番手はランド・ノリス、3番手はオスカー・ピアストリと、本命とされたマクラーレン勢を退けての逆転のポールとなった。
決勝レースは日本時間4月6日(日)14時にフォーメーションラップが開始され、1周5,807mの鈴鹿サーキットを53周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。