ハートレー、エリクソンの幅寄せで接触「自信があっただけに完走したかった…」
トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、9月2日(日)の第14戦F1イタリアGP決勝レースで無念のリタイヤを喫し「自信があっただけに完走したかった」と胸の内を語った。
ニコ・ヒュルケンベルグとダニエル・リカルドがエンジン交換ペナルティによって降格。予選18番手のハートレーは繰り上がり16番グリッドからレースをスタートするも、直後のホームストレートでサイド・バイ・サイドになったザウバーのマーカス・エリクソンと接触。フロント周りを中心にマシンが破損し、早々にレースを終えた。
エリクソンの方は左リアタイヤがパンクするも無事完走。16位でチェッカーを受けている。
自信があっただけに完走したかった
ブレンドン・ハートレー決勝: リタイヤ位, グリッド: 16番手
初めてのモンツァでのレースを楽しみにしてたんだ。週末を通してずっと力強さを感じていたし、結果的にグリッドは幾らか下だったけど、予選でピエールにかなり接近出来てたからレースには自信があったんだよ。
でも残念な事に、スタート直後にエリクソンが僕をオーバーテイクしようとして少し左に寄せてきたんだ。そんなに激しい動きじゃなかったけど僕のレースを台無しにするには十分で、ターン1にすら到達できずにリタイヤを強いられる事になってしまった。
観戦する分には素晴らしいレースではあったけど、僕としてはもちろんコースに留まってレースを完走したかった。
53周で争われた決勝レースでは、3番グリッドからスタートしたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが、僚友バルテリ・ボッタスのサポートを得て逆転優勝。2位は地元フェラーリのキミ・ライコネン。3位表彰台には今回のレースの影の主役ボッタスが滑り込んだ。
F1サーカスはヨーロッパラウンドに別れを告げ、9月14日(金)から始まるシンガポールGPへと向かい、戦いの舞台をアジアに移す。