ルノー・スポールのジェローム・ストール社長とFIAジャン・トッド会長、2018年F1イタリアGP決勝
Courtesy Of Renault

ルノー、ハースF1マシン「VF-18」の合法性を疑問視。イタリアGP決勝結果を巡ってFIAに審査を要求

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F1イタリアGPが閉幕した2日(日)、ルノー・スポールがハースのF1マシン「VF-18」の合法性を審査するようイタリアGPのレーススチュワードに対して申し立てを行った。

ルノーはスチュワードが結論を出すまでは詳細を明らかにする事を拒否したものの、FIA国際自動車連盟のF1技術部門責任者を務めるチャーリー・ホワイティングによれば、申し立ての内容はマシン下部のフロア形状に関するものだという。

この件に際し、ハースのギュンター・シュタイナー代表とロマン・グロージャンがスチュワードを召喚を受け、現地18:30から公聴会が行われている。

ルノーは現在コンストラクターズタイトル4位の座をハース・フェラーリと争っており、イタリアGPを終えてグロージャンが6位入賞で8ポイントを獲得。対するルノーは9位カルロス・サインツが2ポイントを追加したのみとなり、84ポイントで4位タイと並んだ。申し立てはその直後に行われている。

追記:FIAによる調査の結果、ハースのマシンに規約違反が発覚。グロージャンの6位入賞抹消の裁定が下った

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