アルファロメオF1、”漆黒”のボッタスと新車「C42」走行画像を初公開
アルファロメオF1チームは2月18日(金)、カモフラージュ柄の2022年型F1マシン「C42」の走行風景と、オールブラックのレーシングスーツを着用したバルテリ・ボッタスの画像を初公開した。
スイス・ヒンウィルのチームは2月27日の正式発表に先立ち、今週火曜、フェラーリ所有のフィオラノ・サーキットを貸し切って、刷新されたテクニカル・レギュレーションに基づき開発された「C42」のシェイクダウンを行った。
初の実地走行を担当したのはメルセデスから移籍したばかりのバルテリ・ボッタス。漆黒のレーシングスーツを着用して愛機の感触を確かめた。
当日はルーキーでチームメイトの周冠宇(ジョウ・グアンユー)、チーム代表のフレデリック・バスール、テクニカル・ディレクターのヤン・モンショーが同席した。
アルファロメオは来週23日に開幕を迎えるカタロニア・サーキットでの第1回プレシーズンテストも暫定カラーのC42を走らせる予定で、正式なカラーリングはテスト後の27日に発表される。
白と黒のカモフラ柄がディディールを隠しているものの、サイドポッドからリアにかけてのボディーワークはアストンマーチン「AMR22」と似通っており、フロアのリーディングエッジは中央部が2枚重ねのような処理で、リアウイングはツインピラーで保持されている事が確認できる。
フロントウイングに関しては、メルセデス「W13」やフェラーリ「F1-75」と同じくメインプレーンがノーズにマウントされたタイプで、車両中央部が最も地面から遠く、エンドプレートに向かって下降している。