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FIA、F1出走要件となるスーパーライセンスのポイントシステム改定を承認…新型コロナの世界的流行を受け

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国際自動車連盟(FIA)は10月9日に行われた世界モータースポーツ評議会(WMSC)において、F1出走要件であるスーパーライセンスのポイントシステム改定案を承認した。変更されたのは、FIA国際モータースポーツ競技規則付則L項だ。

これまでのルールでは、F1を目指す若手ドライバーはFIA-F2選手権やスーパーフォーミュラ等の各種シリーズのチャンピオンシップを通して、3年間で計40点のライセンスポイントを取得する必要があったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行で特定個人に不利益が生じる事態を防ぐべく、ポイント集計期間を1年延長して4年間へと変更した。

日本を含む世界各国は、感染が拡大している国や地域を対象として出入国に制限を設けるなどしており、外国人ドライバーが当初参戦を予定していたレースに出走できない等の事態が発生している。

こうした状況を踏まえて改正された新たな規約の下では、2020年を含む4年間のうち、ポイント数が最も多い3年間を対象に集計が行われる事になる。

またこれと合わせて「手に負えない状況や不可抗力を理由として、必要な40ポイントを獲得できなかったドライバー」には特例が与えられる。

条件に該当するのは先に加えて、最低30ポイントを手にしてる「シングルシーターにおいて一貫した優れたドライビング能力を発揮」している者が対象で、FIAによる審査に通ればスーパーライセンスが発給される事になる。