エンツォ・フェラーリの写真とフェラーリのロゴcopyright Pirelli & C. S.p.A.

フェラーリを所有する伊名門財閥、コロナ対策への支援に1,000万ユーロと150台の人工呼吸器を寄付

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スクーデリア・フェラーリとマラネロの市販車事業を所有するイタリアの名門財閥アニェッリ家が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策への支援として、1000万ユーロ(約11億7,467万円)をイタリア市民保護局及び社会援助団体のスペッキオ・デイ・テンピ/ラスタンパに寄付した。

アニェッリ家はフェラーリを傘下に持つフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)やサッカーの強豪ユベントスFC等を所有するイタリアの名門財閥として知られており、現在フェラーリの会長を務めているジョン・エルカンはこの一門の出身だ。

アニェッリ家は資金だけでなく、医療サービスの負担を軽減するために一族が所有する企業を通じて合計150台の人工呼吸器をはじめとする医療機器を海外から調達し、イタリアへの緊急空輸の準備を進めている。

更には、イタリア赤十字社とANPAS(イタリア全国生活保護協会)に車両隊を派遣し、イタリア全土の病人や高齢者、その他援助を必要とする人々に食糧と医薬品を配給するなど、母国の危機回避に向けて存在感を示している。

イタリアは中国に続いて新型コロナウイルスによる甚大な被害に見舞われており、18日現在で累計31,506人の感染者が確認され、述べ2,503人の方が新型肺炎によって命を落としている。

国の全域が隔離封鎖され従業員の健康が危ぶまれる状況に対してフェラーリは先日、今後2週間に渡ってF1及びロードカーの開発・生産拠点のファクトリーを閉鎖する決定を下している。