2021年F1アブダビGPより改定されるヤス・マリーナ・サーキットの新たなコースレイアウト
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F1アブダビGP:ヤス・マリーナ・サーキットの新コースレイアウトを公開…3区間を大幅変更

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F1アブダビGPを開催するヤス・マリーナ・サーキットの新たなコースレイアウトが公開された。現地プロモーターはオーバーテイクの改善に向けて2021年大会よりコースを改定する。

2009年に開業を迎え、同年に第1回アブダビGPを開催したヤス・マリーナ・サーキットは、今年夏に北ヘアピン(ターン7)、南マリーナ(ターン11~)、ホテルセクション(ターン17~)の3つのエリアを中心に大幅な改修工事を行なう。

主な変更点は以下の通り。

  • ターン7のシケインを廃止
  • ターン11~14の4つの鋭角コーナーを廃止
  • ターン17~20のコーナー半径を拡大

F1アブダビGPの舞台ヤス・マリーナ・サーキットの新旧コースレイアウト

サーキット側によれば、ターン17のコース幅を拡大する事でオーバーテイクの促進が期待でき、更にターン20がエンジン全開区間となることで、より白熱した接近戦が可能になるという。ホテルセクションの変更もまた、より接近したレースを可能にし、それによってオーバーテイク増大が期待できるという。

アブダビ・モータースポーツ・マネジメントのサイフ・アル・ノイミCEO代理は「今回のプログラムは当サーキットの歴史における非常に重要な変更となる。3つのセクションを改定する事でドライバーにより多くのオーバーテイクの機会を提供し、会場で開催されるすべてのモータースポーツ・イベントの競争力を高める事が可能になる」と語った。

F1のスポーティング・ディレクターを務めるロス・ブラウンは「サーキットの改良を全面的に支持している。今年のイベントは改定された新しいコースでの最初のレースであり、また、2022年のF1新時代前の最後のレースでもある」と語った。

ヤス・マリーナ・サーキットでのF1アブダビGPは2014年から2019年までメルセデスが6連勝を達成している場所だが、昨年のレースではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝を飾っている。

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