興和株式会社は2025年のF1第3戦日本GPの開催に先立ち、同社が展開する高級ホテル事業「エスパシオ」として、スクーデリア・フェラーリと複数年のスポンサー契約を締結したことを発表した。

契約の一環として、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンがドライブするSF-25に同ブランドのロゴが掲出される。

興和は今回の提携について、「クラフトマンシップと細部にまで宿る美意識が、フェラーリの哲学と通じ合った結果」と説明。両ブランドは今後、フェラーリのオーナーやレース愛好家を対象にした唯一無二の“空間”作りを通じて、ラグジュアリー体験を提供していく。

エスパシオブランドの事業責任者である田渕浩之ホスピタリティ事業部長は「スクーデリア・フェラーリHPの徹底したこだわりは、エスパシオが目指す空間のブランディングと非常に親和性が高い。ホテルセグメントの更なる発展に期待している」と述べた。

「エスパシオ」はスペイン語で「空間」「宇宙」を意味する言葉。その名の通り、理想の空間と最高のもてなしを追求するブランドとして展開されている。

主な施設には、ハワイ・ワイキキの「エスパシオ ザ ジュエル オブ ワイキキ」、箱根の「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」、2024年に開業予定の「エスパシオ ナゴヤキャッスル」、および名古屋観光ホテル内に設置された「エスパシオフロア」などがあり、いずれも最高級のプライベートステイと日本ならではの細やかなホスピタリティを提供している。

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