フェラーリ代表を務めていたステファノ・ドメニカリcopyright Ferrari S.p.A.

フェルナンド・アロンソがフェラーリでF1復帰? 可能性を指摘する元上司ドメニカリ

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かつてスクーデリア・フェラーリを率いていたステファノ・ドメニカリは、フェルナンド・アロンソがマラネロからF1に復帰する可能性があると考えている。アロンソは2010年から14年までの5年間に渡って跳ね馬をドライブ。セバスチャン・ベッテルの加入に伴い、契約を途中解除してマクラーレン・ホンダへと移籍した。

アロンソが英国ウォーキングのチームに復帰する直前、ドメニカリは成績不振の責任を問われる形で代表を辞任。その後アウディを経て、現在は同じグループ内のランボルギーニの代表取締役を務めている。

「そうなれば素晴らしい話だね」とドメニカリ。独Auto Bildとのインタビューに応じた。「ただしそれが実現するかどうかは、フェルナンドや関係者がどのように考えるのかに依存する。私には決定権はない」

アロンソは3度目のF1タイトル獲得に見切りをつけ、来シーズンはWEC世界耐久選手権とインディアナポリス500マイルレースを中心にレース活動を行うが、F1に対する未練が残っているようで、復帰を問われると意見を二転三転している。

アロンソはF1復帰のための条件として”タイトル争いが可能なチームへの加入”を挙げているが、復帰候補のマクラーレンが今後数年の間にチャンピオンシップ争いに返り咲く可能性は極めて乏しい。メルセデスやフェラーリ、レッドブルといったトップチーム首脳陣は、2度のF1王者の”政治的な性格”を懸念し、起用に消極的なスタンスを取っている。

だがドメニカリは、アロンソは決して問題児ではないと主張。再びマラネロのチームと共に働く可能性を指摘する。

「フェルナンドは素晴らしい才能を持っているが、ああいった性格の持ち主だ。共に働くことについて疑問の声があることは承知しているが、私からはそれについては何も言えない」

「唯一言えることは、フェルナンドが非常に強く意欲的で、より多くの事を達成したいと野心に燃えるドライバーだという事だけだ。正直に言うと、彼が何かと物議を醸し出す人物だという話は全く正しくない」

アロンソの来季活動は、1月25日から行われるデイトナ24時間レースで幕を開ける。アロンソは強豪ウェイン・テイラー・レーシングで小林可夢偉とタッグを組み、コニカミノルタ・キャデラック10号車を共有する。フェラーリでの復帰が現実的か否かはさておき、仮に2020年にカムバックするのであれば、インディ500が終わった6月以降にチラホラ噂が立ち始めることだろう。