レースに向けてヘルメットを被るマクラーレンのフェルナンド・アロンソ、2018年F1アブダビGP
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フェルナンド・アロンソ、2019年インディ500仕様のヘルメットデザインをファン投票で決定

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マクラーレンと共に第103回インディ500へスポット参戦するフェルナンド・アロンソは、伝統の500マイルレースで使用する自身のヘルメットデザインを、ファンからの投票で決定する。

アロンソが用意したのは2パターンのデザイン。「#aloClassic」のラベルが貼られた方の意匠は、これまでF1で使用してきた青、黄、赤の組み合わせのもの。故郷スペイン北部のアストゥリアスへのリスペクトを示すカラーリングだ。

フェルナンド・アロンソの2019年のインディ500用ヘルメットデザイン2パターン

もう一つの「#aloAlter」の方はブラックをベースに、マクラーレンのチームカラーであるパパイヤオレンジと青、濃い目の橙を組み合わせたデザイン。いずれもBELL製で、バイザーの左側にアロンソのサイン、上部には自身が手がけるファッションブランド「KIMOA」のロゴがプリントされている。

投票はTwitter上で行われ、3日後の12月20日の日付が変わる頃に締め切りを迎える。告知開始から1時間の時点で既に、世界中のファンから1万4000票が投じられている。

トリプルクラウン獲得を狙うアロンソは今季限りでF1から引退。2017年の第101回大会に続き2019年のインディ500に挑戦する。F1モナコGP、ルマン24時間レース、インディ500の歴史ある3つのモータースポーツは世界三大レースと呼ばれ、その全てを制覇したのはグラハム・ヒルただ一人しかいない。F1での3度目の王者獲得に見切りをつけたアロンソは、史上二人目となる偉業達成に野心を燃やしている。

アロンソは来年、インディ500へのスポット参戦およびWEC世界耐久選手権のフル参戦と合わせて、強豪ウェイン・テイラー・レーシングからIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間レースに参戦する事が決定している。