火花をちらしながら夜のバーレーン・インターナショナル・サーキットを走行するアルファタウリ・ホンダAT02、2021年3月26日Courtesy Of Red Bull Content Pool

2021年F1バーレーンGP予選最高速ランク:ホンダPU搭載のアルファタウリが上位にズラリ

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2021年シーズンの開幕戦、FIA F1世界選手権第1戦バーレーンGP公式予選におけるドライバー別スピードトラップを集計した。スターティング・グリッド争いでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が初の王座獲得に向け、後続に大差を付けてポールポジションを獲得した。

舞台となるバーレーン・インターナショナル・サーキット(BIC)は4本のロングストレートをコーナーで繋いだようなレイアウトで、エンジン全開率は69%程度と高く、リアリミテッド、パワーセンシティビティの高いコースとして知られる。

トップスピードは、エンジン馬力やスリップストリームの有無の他、計測地点前のコーナーの種類やトラクション性能、ダウンフォースレベルや車体の空気抵抗といった様々な要素で上下するため、判断するのが難しい数値ではあるが、それを差し引いてもBICでの予選最高速はホンダ渾身のパワーユニット「RA621H」のポテンシャルを感じさせるものとなった。

スピードトラップ

2019年F1バーレーン・インターナショナル・サーキットのコースレイアウト図

ターン1の158m手前で計測されるスピードトラップで最高速を刻んだのは、黄旗の影響で18番手Q1敗退を強いられたセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)。時速323.1kmを記録した。

2位はそんな黄旗の原因を作ったニキータ・マゼピン(ハース)で、3位に角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が続いた。なおこの場所はスリップストリームの有無による影響が大きく表れる。

Pos Driver Team km/h
1 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン・メルセデス 323.1
2 ニキータ・マゼピン ハース・フェラーリ 320.9
3 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 318.9
4 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 317.8
5 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 317.8
6 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ・メルセデス 317.2
7 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 316.8
8 ダニエル・リカルド マクラーレン 315.6
9 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 315.3
10 キミ・ライコネン アルファロメオ 315.1
11 エステバン・オコン アルピーヌ 315
12 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ 314.6
13 ルイス・ハミルトン メルセデス 314.2
14 ランド・ノリス マクラーレン 314.2
15 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 313.6
16 バルテリ・ボッタス メルセデス 313.4
17 シャルル・ルクレール フェラーリ 312.4
18 カルロス・サインツ フェラーリ 311.7
19 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 311.4
20 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 311

フィニッシュライン

スリップストリームの影響が出にくいフィニッシュラインでの計測ランキングでは、アルファタウリ・ホンダの2台がトップを独占し、これにダニエル・リカルド(マクラーレン)が続く結果となった。

アルファタウリよりダウンフォースレベルが高く空気抵抗が大きいと見られるレッドブルも5・6番手と、ホンダパワーの力強さを感じさせる。

Pos Driver Team km/h
1 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 295.4
2 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 294.9
3 ダニエル・リカルド マクラーレン 294.2
4 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ・メルセデス 293.6
5 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 293.6
6 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 293.3
7 ランド・ノリス マクラーレン 293.3
8 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン・メルセデス 293.2
9 ニキータ・マゼピン ハース・フェラーリ 292.3
10 ルイス・ハミルトン メルセデス 291.8
11 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 291.1
12 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 291.1
13 バルテリ・ボッタス メルセデス 291.1
14 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 290.2
15 シャルル・ルクレール フェラーリ 290
16 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ 289.6
17 キミ・ライコネン アルファロメオ 289.4
18 カルロス・サインツ フェラーリ 289
19 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 287.8
20 エステバン・オコン アルピーヌ 287.3

インターミディエイト1

セクター1とセクター2を区切るインターミディエイト1(ターン5)でのランキングでもアルファタウリ・ホンダが最も高いスピードを記録した。

Pos Driver Team km/h
1 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 247.4
2 ダニエル・リカルド マクラーレン 247
3 ランド・ノリス マクラーレン 246.5
4 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 246.2
5 シャルル・ルクレール フェラーリ 246
6 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 245.9
7 バルテリ・ボッタス メルセデス 245.9
8 カルロス・サインツ フェラーリ 245.9
9 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ・メルセデス 245.4
10 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 245
11 ルイス・ハミルトン メルセデス 245
12 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ 244.7
13 キミ・ライコネン アルファロメオ 244.5
14 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 244.3
15 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 244
16 エステバン・オコン アルピーヌ 243.4
17 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 243
18 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン・メルセデス 242.9
19 ニキータ・マゼピン ハース・フェラーリ 242.4
20 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 242

インターミディエイト2

ターン13の48m手前での計測でもアルファタウリ・ホンダがトップを独占した。

Pos Driver Team km/h
1 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 274.3
2 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 273.1
3 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 272.6
4 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ・メルセデス 272.1
5 ランド・ノリス マクラーレン 271
6 バルテリ・ボッタス メルセデス 271
7 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 270.9
8 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 270.9
9 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 270.2
10 シャルル・ルクレール フェラーリ 270.2
11 カルロス・サインツ フェラーリ 270.2
12 ダニエル・リカルド マクラーレン 270.2
13 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ 270
14 ルイス・ハミルトン メルセデス 269.8
15 エステバン・オコン アルピーヌ 268.4
16 キミ・ライコネン アルファロメオ 267.7
17 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 267.1
18 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン・メルセデス 267.1
19 ニキータ・マゼピン ハース・フェラーリ 266.6
20 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 265.4

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