火花を散らしながらバーレーン・インターナショナル・サーキットを走行するレッドブル・ホンダのアレックス・アルボン、2020年F1バーレーンGP予選にて
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ホンダF1、2列目独占…2戦ぶりに全4台がTOP10「悪くない結果」と田辺TD

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2020 F1第15戦バーレーンGP公式予選に挑んだホンダエンジン勢は、4台全てがQ3進出を果たした。レッドブル・レーシング勢はマックス・フェルスタッペンが3番手、アレックス・アルボンが4番手と2列目を独占。アルファタウリ勢はピエール・ガスリーが8番手、ダニール・クビアトが10番手に付けた。

ホンダ勢が4台揃ってQ3進出を果たしたのは、エミリア・ロマーニャGP以来2戦ぶり、今季2回目だ。

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
3 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1:28.885 1:28.025 1:27.678
4 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 1:28.732 1:28.749 1:28.274
8 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:28.971 1:29.008 1:28.448
10 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 1:29.158 1:28.944 1:28.618

既にチャンピオンシップを手中に収めているメルセデスとのギャップは開いたが、ミッドフィールドは5番手に付けたレーシングポイントのセルジオ・ペレスから10番手クビアトまでの6台が0.296秒に収まる接戦で、アルファタウリは激戦の中で8-10番手をもぎ取った形だ。

28日のセッションを振り返ったホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターは「悪くない結果」であるとして、57周で行われるレースでは、グリッドポジションの良さを結果に繋げたいと意気込んだ。

Honda F1:バーレーンGP予選

田辺 豊治ホンダF1現場責任者

今日のバーレーンGP予選は4台が揃ってQ3進出を果たし、まずまずの結果になりました。レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が3番手、アルボン選手が4番手と、2台揃って2列目からレースをスタート出来ますので悪くない結果だと考えています。

スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台については非常に僅差での8番手と10番手となり、好調であっただけにやや残念な部分もありますが、ロングランペースは悪くないのでレースでポジションを上げてくれればと考えています。

ここ数戦は予選結果を上手くレース結果に繋げる事が出来ていませんので、明日は良いポジションでフィニッシュできるようチームと連携して準備を進めていきます。


ポールポジションはルイス・ハミルトン、2番手にはバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが最前列を独占。3番手にはマックス・フェルスタッペン、4番手にはアレックス・アルボンが並び、レッドブル・ホンダが2列目を占拠した。

2020年F1バーレーン・グランプリ決勝レースは、日本時間11月29日(日)23時10分にスタート。1周5412mのバーレーン・インターナショナル・サーキットを57周する事でチャンピオンシップを争う。

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