人工照明に照らされ光り輝くバーレーン・インターナショナル・サーキットを走行するアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー、2020年F1バーレーンGP予選にてcopyright Red Bull Content Pool

アルファタウリ・ホンダ:好調維持、僅差を制してダブルQ3も「本音を言えば8番手は悔しい!」とガスリー

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28日(土)に行われたF1第15戦バーレーン公式予選に挑んだアルファタウリ・ホンダ勢は、ピエール・ガスリーが8番手、ダニール・クビアトが10番手タイムを刻み、ダブルQ3進出を果たした。

ファエンツァのチームが予選最終ラウンドに進んだのは、雨の波乱となった前戦トルコを除くポルトガルとエミリア・ロマーニャに続く過去3戦中2度目であり、例年の傾向とは異なり、シーズン終盤も高い競争力を維持している。

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
8 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1:28.971 1:29.008 1:28.448
9 ランド・ノリス マクラーレン・ルノー 1:29.464 1:28.877 1:28.542
10 ダニール・クビアト アルファタウリ・ホンダ 1:29.158 1:28.944 1:28.618

ミッドフィールドのバトルは熾烈を極めた。メルセデスとレッドブル・ホンダ以降の3列目に関しては、5番手に付けたレーシングポイントのセルジオ・ペレスから10番手クビアトまでの6台が0.296秒に収まる接戦だった。

特にルノー勢とガスリーのラップタイムは拮抗し、あと1000分の32秒タイムを縮める事ができていれば、フランス人ドライバーはダニエル・リカルドを蹴落として6番グリッドを手にしていた。

車両パフォーマンス部門を率いるクラウディオ・バレストリは日曜の決勝レースについて「我々にとってのベストタイヤでスタートする事になる。金曜日のロングランでは競争力あるペースを発揮できていたし、明日は2台揃ってポイント獲得できるよう頑張りたい」として、目標はダブル入賞だと力強く語った。

2台はデグラデーションが懸念されるソフトではなくミディアムタイヤを履いてグリッドに着く。

AlphaTauri:F1バーレーンGP予選

ピエール・ガスリー予選: 8位, FP3: 6位

2台揃ってQ3に進出できた事は本当にポジティブだし、チーム的に良かったとは言え、本音を言えば僕としては8位というリザルトには少しがっかりしている。今週末は終始、かなり競争力があるように感じていたから、もう良い結果を望んでいた。

5番手との差は10分の1秒という接戦だったし、3列目を狙っていたんだけど、これが現実だし、レースをスタートするには悪くない位置だと思ってる。

明日はコース上でかなりエキサイティングなバトルが期待できそうだし、より良いポジションを懸けて戦える可能性があると思う。戦略的には、これまでとは違った面白いレースになると思うし、チーム毎に色んな選択肢が出てくると思う。

鍵を握るのはタイヤのデグラデーションだ。明日のレースが楽しみだよ。

ダニール・クビアト予選: 10位, FP3: 8位

競争力を発揮できた良い予選だった。かなり満足してる。

Q2では2種類のコンパウンドを使って各々一発勝負に挑んだから、プレッシャーがあったけど、上手くやり切り手堅くまとめることが出来た。

Q3は何度かミスをしてしまったし、フロントウイングのセッティングが少し悪かったようで、あまり満足のいく走りは出来なかったけど、全体としては予選を通して力強い走りが出来たし、明日の決勝に向けて良いポジションを獲得できたと思う。

このコースはタイヤに厳しい傾向にあるから、今シーズンのこれまでのグランプリとは少し違った展開になるだろうね。もちろん今までにもタイヤにトリッキーなレースはあったけど、明日は特に興味深いチャレンジになるはずだ。


ポールポジションはルイス・ハミルトン、2番手にはバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが最前列を独占。3番手にはマックス・フェルスタッペン、4番手にはアレックス・アルボンが並び、レッドブル・ホンダが2列目を占拠した。

2020年F1バーレーン・グランプリ決勝レースは、日本時間11月29日(日)23時10分にスタート。1周5412mのバーレーン・インターナショナル・サーキットを57周する事でチャンピオンシップを争う。

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